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人生まだまだ

Author:人生まだまだ
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和田アキ子の歌の文句じゃないが、どっしゃ振りの雨ん中を、私は歩く。

差している傘を、狂ったように叩く強い雨は、行く手が霞むくらいに降っていた。梅雨の末期になると、予想もつかない程の雨量の雨が降ると言っても、この所の異常気象は、一点集中型と言うか、それだけに被害も大きくなっているように感じる。昨日は、九州の熊本豪雨で増水した球磨川が、鉄橋まで流し去る程の猛威を振るっていた。その結果、死者や行方不明者が多数出ていた。傘を斜めに傾け、降り止まぬ強い雨と戦いながら、歩いているうちに、足元に跳ね上がる雨も、傘で避け切れぬ雨に上半身の濡れるのも気にならなくなってしまったままで、高崎川に架かる橋までやって来た。川は増水して、勢い良く流れていた。誰が流したのか、あるいは何かの拍子に漏れ出てしまったのか、上流から大量の油が流れて来て、川面を七色に滲ませていた。今朝は、川岸を歩くのは、危険そうなので、避けて丘陵に沿った農道を歩いた。崖淵から、真っ白な山百合『ヤマユリ』が、こちらに語り掛ける様にして、首を傾けながら咲いていた。天気が良ければ、此処まで香りが匂って来るだろうに。帰り道、公園の中を抜けて来ると、夾竹桃(キョウチクトウ)の一枝が道に張り出していて、その先に一輪桃色花が咲いていた。私と同様、びしょ濡れの姿で、雨の中ご苦労様と言いたげな顔をしていた。

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今朝は珍しい花との出会いがあった。

住宅地を歩いていると、白壁の洋風の瀟洒な家があった。しかし、人が住んでいる気配はなかった。何故わかるかと言うと、入り口の鉄の扉を、スモークツリーが覆い隠してしまう程繁茂していたからだ。煙の木と言われるスモークツリーは、ふわふわとした花穂は、まるで煙と言うより、綿菓子のようであった。住宅地を抜けて、丘陵の裾に点在する、農家の立ち並ぶ間に出来た道を歩いている時、ある家の庭で、長い柄の付いたオレンジ色のブラシの様な形をした花と言うか、大きな蕾なのか、ある植物を見つけた。始め、アロエの一種かと思ったが、トリトマ(シャグマユリ)と言う、英名は、(トーチリリー)と呼ばれている南アフリカ原産の植物だった。ブラシではなく、トーチ(松明)の方が相応しいかも知れない。さらに調べてみると、オレンジ色は蕾で、開花すると黄色になると言う。遠くから眺めると、百合かなと思ったが、葉が違っていた。また、夕方から白い花を咲かす浜木綿(ハマユウ)と葉は似ているが、浜木綿は、花弁が別れて咲くのに対して、百合の様な姿をしているので、これも違うだろう。調べてみると、印度浜木綿(インドハマユウ)と言うことが判った。やはり、浜木綿の仲間だった。インドが原産で、日本には、昭和の初期に渡来し、北海道を除く各地に分布している。今朝は、日頃見られない花に出会ったウォーキングだった。

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雨にも負けず、凛として咲く花たち

降りしきる雨に濡れながら、項垂れることも無く凛として咲いている花たちは、元気だった。柳花笠『ヤナギハナガサ』は、南アメリカ原産で、日本全国に分布して帰化している。長い茎を伸ばし、枝分かれした先端部分に、穂状の紫色の小さな花を密に付けた姿は、祭りを彩る万灯にも似ていた。北アメリカ原産地で帰化した天人菊『テンニンギク』も、花に宿った雨の重さにも負けずに耐え、茎を横に寝かせながらも、花は項垂れることなく、顔をこちらに向けていた。この菊の花を特攻花と呼んだ逸話があるという。第二次世界大戦中に鹿児島の知覧空港から沖縄戦に飛び立った特攻隊員に島の女性が、天人菊の花束を渡したところから特攻花と呼ばれたそうだ。しかし、その事実としての確証も無く、戦後生れた物語のようだが、戦争ファンタジーとしてとらえたらどうだろうか。松葉牡丹は、雨に濡れ、花を閉じることなく顔を寄せ合って咲いていた。ただ、道路脇に咲いていた擬宝珠『ギボウシ』は、前を通る人に見向きもされないと拗ねているのか、項垂れていた。

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乳茸と言うキノコを茎に刺して持ち帰ったと言う、乳茸刺の花が咲いていた。

木立の茂みに、薄桃色でフワフワと泡立つような花を咲かせている、乳茸刺『チダケサシ』を見つけた。変わった名前は、乳茸(チチダケ)と言う食用きのこを採った時、この草の茎に刺して持ち帰る風習があって、その名が付いたと言う。因みに、乳茸を調べてみると、このキノコの何処を切っても、母乳の様な白い液が出て来るところからそう呼ばれ、食感はボソボソしているが、香りが強く、良いだし汁が出来るので、うどんやそばの具として用いられていると言う。谷津田の奥に作られ、綺麗に耕され肥沃の畑では、耕運機で芸術的に波模様を描かれた畝の間で、落花生の新芽が顔を出し育っていた。今月の末頃になると、根元に黄色の花をつけることだろう。

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青空の広がる梅雨の晴れ間、気持も晴天

こんなにも天気と言うものが、人の気持ちを左右するものかと感心してしまう。昨日までの悪天候に気持ちが曇り、家に閉じ籠っているストレスは、食欲まで無くしてしまう。それにしても、今朝のように青空の広がる良い天気には、気持ちまで、浮き浮きとして、ウォーキングへ出かけたい気持に駆られ、いつもより早く家を出た。天気に左右され、浮かれる気持ちは、人間ばかりでなかった。いつもだと、こちらが探し廻って、やっと出会うことが出来るのだが、いち早く姿を見せてくれたのは、翡翠『カワセミ』だった。お気に入りの、調整池のマンホールの蓋の鉄柱に止まり、まるで、写真を撮ってくれとばかりに、ポーズをとって澄ましていた。カワセミの習性で、いつも止まる場所は、ほぼ決まっていた。林の中は、鳥たちの鳴声で溢れ、丘陵に囲まれて延々と広がる目に優しい緑の田圃は、青空の下で映え、両手を大きく広げ、メー一杯に新鮮空気を吸い込んだ。

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