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Author:人生まだまだ
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冷たくキーンと張り詰めた大気の中、暖かい陽射しを求めて歩いて行く。

昨日の天気予報は、予報官が難しいと言っていたように、関東地方の平野部に降雪があると言っていたが、一日中、みぞれが混じったりする、雨降りの、寒い一日だった。そんなモヤモヤを吹き飛ばすように、今朝は、腹の底まで痛くなりそうな寒さだったが、すっきりと晴れた朝になった。霜柱が立ち、至る所真っ白に霜が降り、大気もキーンと張り詰めていた。谷津田の奥から朝日が昇った。其の朝日に向かって、丘陵に沿って出来た農道を歩いて行く。谷の日陰は、凍えるほど厳しい冷たさで、手袋を外し、カメラのシャッターを切るのも、億劫なほどだった。田圃の真ん中を走る、側溝の水の流れは止まり、凍ってしまっていた。谷の中にも太陽の日射しが、届くようになり、所々日向が出来、その中に入ると、ホッとするほど、暖かさを感じた。歩いて行く先に見える空は、凍ってしまったように、青く澄んでいた。今日は、一日晴天を約束してくれる日になりそうだ。

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氷雨の中のウォーキングでは、熱いコーヒーの一口が幸せの温もり。

コーヒーカップを両手で挟み、冷え切った指先を温めている。そして、一口飲んだコーヒーが、喉を通り胃の中に落ち着くと、体の芯から暖かさが沁みて行く。今朝は、氷雨の降る中のウォーキングになってしまった。差した傘をあおる風は強く、時々、お猪口の形に反り返ってしまった。始めは、水たまりを避けていたが、歩いているうちに、面倒になり、なすが儘よとなってしまった。丘陵に囲まれた、谷津田の奥から吹き下りて、田圃を渡ってくる風は、本当に冷たかった。寒風を避けて、林の中に入って行くと、此処にも寒さに耐えているものがいた。木の枝に止まった『ヒヨドリ』は、羽を膨らませて、ジッと寒さを堪えていた。普段、人の姿を見つけると、飛び去ってしまうのに、今朝は、近づいて行っても逃げる気配がなかったが、さすが、枝の下まで来ると、迷惑だと言わんばかり、億劫そうに、近くの枝に移って行った。再び、田圃へ出て来ると、白鷺(シラサギ)がいた。少しも寒そうな様子はしてなかった。白鷺は、留鳥で、ヒヨドリは、熱帯が生息地だった祖先の血を引いていて、寒がりだったのかもしれない。

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待てば海路の日和あり、遂にやった。

遂にやった。今朝も早朝からじっと待ち続けた。姿を見つけてからこの三日、枯れた葦原の茂みから、ある一本の葦を見つめて、カメラを抱えたまま、立ち続けていた。しかし、三日とも30分程粘ったが、空振りに終わった。その時が、遂にやって来た。いつもの場所に立ち、待った。15分経過した、沼地の泥濘からくる冷たさが、靴の底を越えて、踵から土踏まずまでやって来た。足踏みを四、五回、繰り返していると、その時、チィチィと言う鳴き声が聞こえた。間違えなく、翡翠『カワセミ』の鳴声だ。身体を低くして、決められた一本の葦に向かってカメラを構えて待った。一直線に飛んで来たカワセミは、迷うことなく、決まった葦に止まった。カワセミは、いつも同じ場所に止まる習性をもっている。飛んで、カメラに納まるカワセミくん。遂にやったー。

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神々しい、黄金の夜明け

夜の闇が、明けの空に残る月と共に、西の彼方へ薄れゆく。しんしんと冷え込む夜明け前、空に浮かぶ雲は、東の彼方より火照りが伝わる光を受け、明けに染まり、黄金色に輝き始めた。雲から反射した光は、地上を這う朝霧を黄金色に染め、浮かび上がらせると、黒々とした丘陵の稜線から、神々しく太陽が姿を現した。黄金の夜明けである。空全体が、一瞬,金色の爆発を起し、地上を染めた。爆光が太陽の中心から、丘陵から流れ落ちて、地上を走り、押し寄せてきた。目を開けていれば、瞳を通った光が網膜を焼き尽くす程強く、反射神経が働き、瞬間目を伏せた。再び、目を開けると、草も木も、私の姿まで、金色に燃えた、凄まじい日の出だった。何処の農家からであろうか、一日の始まりを告げる、鶏の鳴き声が、凍てついた大気を裂くように届いてきた。

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冷たい雨の降る中、暖かさを投げかけてくれた山茶花の花。

雨で滑りやすい国道の坂道を下って行く。今朝は、いつもより30分程遅く家を出たので、大型トラックの定期便の洪水は終わり、通勤ラッシュまで、まだ、少し時間があり、ちょうど道路は空いていて、上ってくる車は少なく、泥撥ねがその分減っているので助かった。国道を下りきった所から、左に折れ、丘陵に沿って延びる農道へ入る頃になると、雨も小降りになり、差している傘が、カメラの撮影には、邪魔になり始め、首に掛け背中に背負った。両手が開くと、撮影意欲が湧き、シャッターを切り始めた。まず、目を引いたのは、雨に打たれて咲く、『サザンカ』の花、冷え切ったモノトーンの景色の中で、赤い色が、何とも言えない暖かさを放っていた。神社が祀られている森まで続く、真っすぐに延びた農道を歩いて行くと、道案内をしてくれるように、白鶺鴒『ハクセキレイ』が、右に左に素早い足取りで動き回りながら、私の前を進んで行った。やがて、そんな遊びに飽きたのか、チチッと鳴くと、飛んで行ってしまった。神社で手を合わせ、お参りをして帰路に就いた。

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