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人生まだまだ

Author:人生まだまだ
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朝の出会いは、オレンジな気持ち

2月は、いつもの月より、ちょっと尻切れ気分。物足りないのか、得したのか分からないが、3月がまた、2月と同様の曜日と日にち。なにか、二月の復習をする気分だ。今朝は、意地悪な北風に、攻めたてられ、とても寒く感じる。丘の稜線を歩いていると、北風に、裸木の小枝は、ビュービューと声を上げて、泣いていた。しばらくして、向かいの丘陵の頂から、オレンジ色に染まった空に、ぽっかりと浮かんだ太陽が、現れた。ますます空は、赤みを帯び、オレンジ色の海が出来上がった。黄金の波に揺られ、太陽は、北へ北へと、櫂を漕いで行った。丘を下るにつれて、太陽の姿は、林の向こうへ姿を消し、オレンジ色のほてりだけが残った。曲がりくねった坂道を、麓まで下り、薄暗い竹林に入ると心細く、時々差し込む光に慰められた。“ホーケキョ”と一声聞こえた。初音だ、ちょっと立ち止まって、声を確認しようと、しばらく動かずにいたが、声は、それきりで、警戒しているのか、後は鳴かなかった。決して、耳の錯覚で無く、初音であったと確信している。あぜ道に出て、やっと顔を見せた、ふきのとうの坊やに、“初音”聞こえたよね。と、言ってみたけど、返事はなかった。




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日の出を誘う、朝霞み

日の出とともに、朝霧に包まれていた、山襞の黒い影が、手前から薄れて行く。おぼろな景色に潜む春は、まだ目覚めぬのか、陽は登るけれど、暖かさは伝わらぬ。青空の底に吸い込まれ、立ち昇る霧は頼りなく、その姿を消していく。やがて、霧の海は、引き潮のごとく去りゆき、姿を現した川は、蛇行しながら、大魚が泳ぎ登っていく、黒い足跡のように、上流へと延びていった。川面に姿を映した太陽は、ますます輝きを増し、力強い光を、地上に降り注いだ。はっとして、微睡んでいた春は、目を覚まし、飛び起きた。今日は一日、暖かい日になりそうだ。
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静かな雨に濡れて

乾いた気持ちを満たし、心に染み入る、静かな雨が、傘を濡らす。霞む景色に、ぼんやりと、これから進む道程の、不安な気持ちが、映し出されて、揺れていた。振り向くと、今まで歩いてきた足跡は、くっきりと見えていたが、これから踏み出す、一歩目は、まだ、姿、形さえ出来ていなかった。今までの様に、何も考えずに、歩き始め、歩いているうちに、目的が見つかるだろうなどと、無責任な時代は終わり、はじめの一歩から、責任を持って、後悔の無い、納得した一歩でなければならない。静かな雨が、不安を抱く気持ちを、洗い流してくれるように、身を包む。


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姿は見えないが、君を感じている。

頬を撫でて、通り過ぎていく、爽やかな風に、君を感じる。眩くきらめく光の中にも、君を感じる。ひょっこり芽を出した、若草の上に微睡んでいる、君の存在だってわかっている。風に運ばれてくる花の香の中に隠れていても、すぐに分かってしまう。小鳥たちの楽しく、さえずる声に合せて、君も一緒に歌っているのが聞こえる。日向の縁側で、美味しそうに、お茶をすすっている、年寄りの肩に、腰かけている君を感じる。いろいろな光景の中で、君を見つけている。確かに君はいる。肌で感じるが、目に見えない。そんな君の名は、“春”。



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けだるい朝に

昨日に引き続き、暖かい朝を迎えた。寒さに慣れた体は、何となくけだるい感じがした。重たい雲に、押しつぶされた、春霞の景色は、ぼんやりとして、一層気が抜けてしまいそう。空の一部が明るくなり、厚い雲のひだを、一枚づつ、黄色に染め上げて行った。しかし、いくら待っていても、ご本尊の太陽は、とうとう顔を見せてはくれなかった。やがて、厚い雲の勢力が勝って、明るい箱の扉を閉めてしまった。その瞬間、再び、憂鬱な、けだるい朝が、のしかかってきた。

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春はあけぼの

春はあけぼの。 やうやう白くなりゆく山際、少しあかりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。枕草子の書き出しだが、ちょうど今の季節、昔と変わらぬ、目の前の光景を眺めると、感動を覚える。メールやスマホに夢中になる者たちは、はたして、春を感じることが出来るだろうか。梅の花は、スマホで検索できるだろうが、あの馥郁とした甘い香りを知っているだろうか。現在のように、携帯やスマホのない世界が、考えられないほど、生活の一部になってしまった結果、機械から得られる知識だけで良いのだろうか。たとえば、あけぼのと言う漢字は、検索できても、機械を持っていないとき、いざ、漢字で描けと言われたら書けるだろうか。そして、その意味を、身をもって分かっているのだろうか。便利だからと言って、機械を器用に使いまわしている者たちに、もっと自然の素晴らしさを、生で感じて欲しい。




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心に染み入る雨が降る

木枯らしに耐え、春を待ち続けたつぼみたちに、芽吹きのときを告げる、優しい雨が降る。視界は、絹糸で織られたベールで、包み込まれ、むらさきに煙る。季節の到来を伝えた雨は、枝先に宿り、やがて次のメッセンジャーと、バトンタッチをして、生命を育くむ大地のもとへと、きらめく春の装いを凝らして、旅立って行く。朝の食事を終えたのか、小鳥の群れが飛んできて、木の梢でせわしなく動き回り、春の到来を喜ぶように鳴き、陽気に、騒いでいた。何か土の匂いが、香り来るような畑、跳ね上がる、しぶきの中に、ぬくもりを感じる、川の流れにも、ちょっと春が、顔を覗かせているように感じた。


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始まり

ものごとすべて、始まりがある。結果を求めて始めるものがある。気が付くと、始まっているものもある。いやだと、躊躇していても、始まってしまうものもある。自分の意志で始めるものは、責任を伴い、真剣に立ち向かっていける。気が付くと始まってしまっているものは、仕方がないとあきらめるか、これが運命ととらえて、少し遅くなったが、誠心誠意をもって始める。始まるのが、又は、始めるのが嫌だと、思っている時は、気が乗らず、尻ごみをし、やる気のなさで、必ず失敗する。さて、地球規模に見ると、日の出は、一日の始まり、どんな一日が始まろうとしているのか、天変地異を揺るがすような現象が起きるのか、ビッグニュースとして、取り上げられるような事件が起きるのか、平穏無事な時を過ごすのか、誰も予測がつかないのだから、何が起ころうと、冷静沈着で、行動できるように、常に、心構えだけでも、養っておきたいものだ。




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暖かい日差しが降り注ぐ

寒四温の季節の波は、日々の情景を変えながら、丘の岸辺に打ち寄せる。暖かい日差しは、地中に微睡む虫たちの家の扉を叩き、柔らかな風は、木々の枝先で、芽吹きを待つつぼみたちに、春の到来を告げる。そして、頭上で輝く太陽は、公園の一角で、日向ぼっこをして寝そべっている、プロとザウルスの背中を登る、私を見つけて、微笑みかける。光、新鮮な大気、生き生きとした植物、みんな貴重なものたちだ。



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春霞ぬっと現る日の出かな

朝霧のスクリーンに映る、丘陵の作り出す、稜線の黒いひだは、くねりながら、伸びて行き、その先は、混沌として、視界から消えていた。時の経つごとに、稜線の黒いひだは、欠けた歯をしたノコギリのごとく、不揃いの木々の姿を露わにしていった。やがて、滅びゆく朝霧に変わり、金色の光とともに、白金の輝きと、その後光を背負った太陽が、姿を現した。今、日の出を迎え、一日が始まった。本日は、二十四節気の雨水と言って、雪が雨に解かされ、春めくという意味らしい。暦が当たったのか、午後は、気温が上がり、暖かくなると報じられた。




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