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人生まだまだ

Author:人生まだまだ
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薄暗く

薄暗く、車のライトがまだ眩しく感じる。東の空がうっすらと明るくなると、林の中の暗闇の世界に、色彩が戻って来た。小枝にしがみついたように、残っている色づいた葉が、寒さに震えながら、枝との別れを惜しむように見えた。今、通り沿いに咲いている、山茶花の花が、満開を迎えている。花は、赤や、白や、白に赤く府の入ったものなど自然の色彩の消えてゆく中で、一段と、人目を引くものであった。


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〝新世界〟の調べが流れてくるような

ドヴォルザークの〝新世界が、聞こえて来そうな、夜明けを迎えていた。谷津田のある、V字谷の間から、朝日がゆったりと昇ってきた。サッと光が走ってきた。辺りが明るく輝き、太陽に向かって、草木が、黒く浮き上がった。次の瞬間、今度は、くっきりと色が付き、その姿から、何ものか正体が知れた。葉がすべて落ちてしまい、骨だらけの姿の梅の木、規則正しく並んで、影を落としていたのは、セイタカアワダチソウ、最後に姿を見せたのは、今が旬の、白菜畑だった。さらに陽が昇ると、影になっていた、紅葉に包まれた、丘陵全体が、暖かな色に染まった。朝、六時少し前、薄暗い中を、ウォーキングに出かけてきたが、一時間ほど過ぎる頃には、すっかり明るくなり、快晴の空は、青々と広がっていた。



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ずっと向こうまで

ずっと向こうまで、ずっと上まで、東西南北、どこまでも広がっている世界に、、我一人、こんな贅沢ってあるだろうか。“全部、俺のもの”こんなにも広い世界なのに人の姿が、ひとりとして、見えないないなんて、どこへ行ってしまったのだろう。いや、皆居なくなって、俺一人になってしまったら、なんて考えたら、なんと恐ろしいことだろう。いや、いつか、どこかで、そんな映画を見た様な気がする。丘陵を登って、畑のあるところまで来た時、青いシートを被ったボッチが見えた。人の営みを感じて、ホッとした気持になった。


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寒い朝だった。

寒い朝だ、大気が、襟元から入り込んで、身震いするほど、ぐっと冷え込んでいるが、雲一つ見当たらないほど、真っ青な空と、見渡す限り、青々と茂ったニンジン畑を眺めていると、昨日までの寒くて、不機嫌な天気にうんざりしていたので、とても気持ちの良い朝に感動した。〝 気持イー 〟この時期は、日向と日陰の差は、とてもはっきりしていた。日向は、天国、日陰は、地獄それほど温度差があった。丘陵から下って、川岸まで出てくると、川風は強く、冷たかったが、川面まで、青空が独占していた。



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季節の変調

雨の音で目が覚めた。かなり強い雨と、風も結構吹いていた。この所の季節は、どうなっているのか、狂ってしまったように、寒い日がやって来たかと思い、冬物のコートを取り出して着て行こうと思っていると、暖かい日になって10月頃の季節に逆戻り、体調管理に神経質になってしまう。しかし、薄暗い朝、朝もやを衝いて、七色に染まった朝日が差し込んでくると、大気が冷え切っているのにかかわらず、何か暖かさを感じる。陽の光は、なんと有難いものかと、感じる瞬間でもある。今朝は、大分冷え込んだせいか、カリフラワーの葉に、うっすらと霜のようなものが付いていた.。落花生のボッチに陽が当たると、長い影が、畑の隅まで伸びて行った。


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水玉が光る

水玉が、光る。水玉が、踊る。竹ざさの先に宿った、朝露の精たち。真ん丸な顔に、周りの景色を映して、笑っているように見える。梢を震わせて風が吹く。小枝の先にしがみついていた、残り少なくなった、枯葉をもぎ取る様に、散らしながら吹き降りてきた風に、水玉が散る。キラ、キラ、キラ、光り輝いて、流れ星のように、あるいは、ダイヤの輝きに似て、その名残を目に焼き付けて、消えていった。晩秋から、初冬へと移りゆく、季節の襞に、色とりどりに織りなす、錦の風景を取り込めながら、静かにその蓋を閉じる



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皇帝ダリアが咲く

皇帝ダリアが、咲き始めた。真っ青な大空を、独り占めするように、周りの植栽された草木より、群を抜いて、背丈を伸ばし、見下ろすように、咲き誇っていた。ダリアは、夏の花のイメージが強く、寒くなる頃に咲くこの皇帝ダリアは、名前の様に威厳があり、この時期に咲く、花の王様に相応しい気がした。皇帝ダリアの花を、見上げながら、通り過ぎ、林の中に入って行くと、何やら、藪の中に、赤いものが見えた。近づくと、それは、マムシ草の果実だった。一見赤い色をしたトウモロコシのようだった。食べることは出来ないが、食べたという人の話では、舌に針を刺されたように痺れて、ひどい思いをしたと、言っていたのを、思い出した。


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小ぬか雨に景色がかすむ

小ぬか雨に景色が霞む。橋の上に佇み、川面を眺めている。霧雨が、風の流れに、薄くなったり、濃くなったり、舞う度に、景色が開けたり、閉じたり、もし音が伴ったりしたら、早朝のクラッシック音楽が、奏でられると、想像などする。この景色に、合うとしたら、タイスの『 瞑 想 曲 』が、相応しいだろう。霧雨の中を手探りで、不安げな、それでいて、何かを期待するような、そんな始まりで、演奏がスタートする。そして、段々自信をもって、突き進んでゆく、やがて心の安らぎを得る。とても良い曲だ。


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山肌を金色の落ち葉が覆う

山肌を金色の落ち葉が覆う。大地の栄養をたっぷり頂いた、お礼として、寒さに向かう季節から守る様に、その肌を包む。積もる落ち葉を、サクサクと音を立てて踏みしめながら、尾根を登って行くと、ガサ、ガサと、落ち葉を蹴散らす、賑やかな音を立てて、現れたのは、コジュケイ、こちらの存在に気が付くと、大慌てて、姿を消した。そして、しばらくすると、ふもとの方で、キューイ、キューイ、キョイと、悲鳴のような、甲高い鳴き声を、発していた。


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小春日和の朝

ぬっと、現れた太陽に、朝は目覚め、背伸びしながら、大きなあくびをひとつ、気管を通して、新鮮な空気を、許容一杯に吸い込み、思いっきり吐き出すと、昨日が、飛び出して行き、今日が、始まった。真っ白な霧を乗せて、黄金色の波が、静かに打ち寄せて来る。穏やかに、優しくわが身を包み込む。朝日は、眠りこけていた草々に、まばゆい光を投げかけると、それに答える様に、葉に宿る露を、輝かせる。蜘蛛の糸が、陽の光に浮かび上がると、風は、さわやかな調べを、奏で始めた。小春日和の、静かな朝を迎えました。


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