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Author:人生まだまだ
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台風一過

台風一過、今朝は、すっきり晴れ渡り、気持ちの良い朝を迎えた。いつも黒く横たわっていた丘陵は、木々の一本一本まで、見分けられるほど空気は澄み、山肌が見えていた。しかし、残念ながら、豊作を約束されていた稲は、なぎ倒され、横たわってしまっていた。農家の人の話では、ただ倒れたのではなく、渦巻いたように倒れたものは、コンバインが使えず、手作業になるので、大変な作業になると、嘆いていた。跡継ぎの期待できない農家は、皆、80歳近い人たちばかりで、将来の不安を抱えながら、毎年、出来るうちだけは、やろうと思うのだが、毎年、年を重ねるたびに、農作業がきつくなると、話していた。確かに、田圃を眺めると、歯が欠けたように、所々、稲作をやめてしまって、草ぼうぼう生えて、放置されたままの田んぼが目立っていた。


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台風10号襲来

今朝のウォーキングは、強い風雨を伴った、台風が襲来する中だった。稲は、風向きによって、全部倒されてしまった場所と、丘陵の影になり、強風を免れた、田んぼもあった。いつもお参りをする、神社の大杉は、大きな枝ごと折れ、境内に散乱していた。落ちてしまった、杉の枝を集めると、一山出来るほどの量だった。何十年も経た大杉であっても、大風を受けると、脆くも折れてしまうのだった。神社から下る道に、色とりどりのキノコが、顔を出し始めていた。皆、毒キノコで、食べる事が出来ないものばかりだが、良く見ると、それぞれ個性豊かな形と大きさ、色をして、その存在を主張していた。帰り道に渡った、橋上から、見降ろした川は、増水して赤く濁り、瀬の辺りは、激しく流れ、淵は渦巻いていた。


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台風10号いよいよ接近か

今朝は、台風10号の接近で、どこから、どこまで灰色の世界に染まっていた。霧雨が漂う中でのウォーキングは、雨と違って、体全体に纏わりついて、しっとり濡れてしまうので、始末が悪かった。先週の、猛烈台風で倒された稲が、手の施しようがないのか、そのまま放置されている。その形は、風が渦巻いて吹いた、証拠の姿を表していた。やはり台風で、千切られたのか、木の枝に絡んでいたアケビの蔓が、垂れ下がっていた。良く見ると、蔓に、沢山の青い実がついていて、熟す事無く、枯れてしまうのかと思うと、哀れだった。田んぼの隅では、ガマの穂が、こっちへおいでと、手を振る様にして、風になびいていた。この台風10号による、被害が出ないと良いのだが。

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迷走する台風10号どこへ行く

今朝は、南海上で発生し、迷走を続けている台風10号の影響で、空は、黒雲に覆われ、窮屈になった雲間から、太陽がのぞき込んで、顔を見せたかと思ったら、すぐに雲に隠されてしまう程、激しい気象の変化を呈していた。黄金色に色づき、実り、頭を垂れている稲穂は、時々、吹きつける強い風に、身を揺さぶられ、倒されそうだった。台風接近に当たり、軽自動車で、田んぼの周りを、心配そうな様子で、見回っている、農家の人に出会った。先週の台風で、増水し、荒れ狂った川を、のぞき込むと、不気味なほど、静まり返って、ゆったりと流れていた。関東地方に針路を向けた台風は、明日、上陸するのだろうか?

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気の抜けた心地良さ

休日の朝、気の抜けた心地良さを感じる体が、足取りさえ、軽やかにさせるのは、不思議だった。見上げた夏空に浮かぶ、真っ白な雲が、幼い頃、祭りの日に、立ち並んだ屋台のひとつで、くるくる回る機械の中から、湧き出て来る綿菓子のように、ふわふわと見え、懐かしさのあまり、空に向かって、物干し竿を伸ばして、絡めとって食べたくなった。谷津田の中の平地に作られた畑では、落花生が、花を落とし、花茎が地中に潜り、実を付け始めていた。行儀よく整列した落花生は、青々として、たくさんの長い緑の帯が並べられている、呉服屋の店先のようだった。夏空は、どこまでも青く、奥が見えなかった。

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雲の芸術絵画

早朝、歩いて行く先の、焼却場の2本の煙突が黒く浮き上がった、丘陵の上、青空のキャンバスに、薄墨を流して、描かれた絵のような、雲の芸術が出来上がった。突き刺さるような鋭い雲と、石鹸の泡みたいに、フワフワとした雲が、前後に重なり合いながら、移動していく。稲がお辞儀をして、挨拶をする姿に、応えながら、東屋に続く坂道を登って行く。暦の上では、残暑とか、初秋と言っても、陽射しはとても強く、チクチクと痛かった。丘へ向かう途中で、フワリと目の前に現れたのは、アカタテハ蝶、陽射しに焼かれて、赤くなったような羽根を広げ、シロツメグサの上に、蜜を求めて止まった。たどり着いた東屋でひと休み、谷津田の奥から吹き上ってくる、涼しい風に当たり、火照った体を冷やした後、帰路についた。


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今日の晴れは、本物か

昨日の朝の晴天は、何だったのだろう。すっかり騙された、昼頃になり、黒雲が空を覆ったかと、思った間もなく、豪雨が襲って来た川は氾濫し、鉄道まで止めてしまった。だが、今朝の晴天は、本物だ。丘陵の上に出た太陽は、地上の幕を徐々に開ける様に、爽やかな朝陽を当てて行く、明るくなった地上は、実りの秋を迎えていた。黄金色に染まり始めた稲は、大分、先日の台風で倒されていたが、残された稲は、明るい顔をして輝いていた。稲の上に突き出した枯れ枝に、シオカラトンボが止まっていた。近づいて行くと、警戒して、羽を下におろし、何時でも飛び立てるポーズを取り身構えた。カメラを少し望遠にして、すかさずシャッターを切った。見事に実った稲を背景に、シオカラトンボの姿を、捉える事が出来た。


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久しぶりに顔を見せた太陽

久しぶりに早朝から、ギラギラ輝く太陽が、顔を見せた。きっと晴天を、喜んでいるのだろうが、鳥のさえずりや、セミの鳴き声が、うるさい位に、静寂を破っていた。関東から、東北、北海道を襲った台風は、消え去っても、まだ、これから襲来するであろう、台風が不安だ。林の中で、ボタンクサギを見つけた。小さな花が多数集まり、手まり状にびっしりと咲く、花は、とても美しいが、葉に触れると臭い。綺麗な花なのに、嫌な名前が付けられている花は、ほかにもある。屁糞カツラ、オオイヌノフグリなど、良く見ると、可愛い花なのに、花は、きっと、名付け親を、恨んでいる事だろう。


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荒れ狂った台風9号

台風9号の雨と風は、猛威を振るった後、北上していった。風雨は収まったとは言え、どんよりした空の雲行きは、はっきりしなかった。田んぼの真ん中を流れる川は、増水し、赤く濁っていた。先日の低気圧のもたらした豪雨で、河原のゴミが、すっかり流されていたので、今朝は、ゴミはなく、所々、渦を巻くような、急激な流れになっていた。我が町の台風による被害は、さほどはなかったが、次々に襲われている、北海道は、悲惨な状態にあり、各所で被害の報告が出ていた。そして、手の施しようも無い状態の、箇所も多々あり、復旧の見通しさえ、立ってない状況下にあった。ベランダに置いてある、フウセンカツラが、そろそろ終わりを告げていた。風に揺れている実は、ホウズキのような形をして、茶色く変色し始めた。まだ、小さな白い花を付けているが、元気がなくなっていた。


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青く輝く小宇宙

台風9号による、雨の降りしきる中のウォーキングになった。しかし、驚くなかれ、途中で、青く輝いた小宇宙を捉えた。林の中で、強い雨を避け、やり過ごしている時だった、繁みを通して差し込んでくる、明かりに照らされ、小宇宙が現れた。薄暗い林の中で、ぽっかりと浮かんでいた。そして、木々を渡って、吹き込んでくる風に、ふわり、ふわりと上下に動いていた。小宇宙の正体は、水蒸気が糸について、光っている、蜘蛛の巣だった。それにしても、幻想的な世界にはまって、しばし、宇宙旅行をして来た思いがした。おや、羽に、綺麗な模様を施した、宇宙船のような、カノコガが、飛んできた。

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