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Author:人生まだまだ
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主役の登場を迎えて

まだ明けやらぬ、闇の世界を引き裂き、丘陵の頂を金色に染めながら、静寂の舞台に、主役の登場であった。今、耳に、ドヴォルザーク交響曲、第9番≪新世界≫の第4章が響き、聞こえて来ていた。あまりの神々しさに、おもわず両手を合わせ、頭を垂れた。久しぶりに、美しく、神聖な朝を迎えた。きっぱりと澄み切った大気は、体全体を覆い包み、鼻から吸い込んだ大気は、気管を通り、肺に入り、肺胞に浸みていた。天上に凍り付いた姿をした雲を、溶かしながら、空のカーテンを開き、青空を呼び込んでいった。眩しく輝く、陽射しは、今日、一日の晴天を、保証してくれていた。


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お天気坊や、今朝も泣きべそをかく

九月のお天気坊やは、本当に、泣き虫小僧だ。今日も早朝から、泣きべそをかいていた。どこも、ここも、ジメジメして、気持まで、湿ってしまいそうだった。雨に飲み込まれた、遠くの景色は、すっかり消化され、姿を消してしまった。霧状に浮遊する雨は、いろいろな所で、休息していた。枯れ枝の先に座った雨粒は、次々にやって来る、仲間を増やして、大粒になり、秋の風景を映した瞬間、重さに耐えかねて、落下した。エノコログサ(通称、猫ジャラシ)の産毛に休んだ雨粒は、毛先を光らせて、ネオンサインのように輝いた。雨で煙る、メランコリーな世界の中で、桃色のコスモスや、赤い彼岸花が、モノトーンの景色に、色を添え、ホッと気持ちを、落ち着かせてくれた。


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秋の贈り物

夏が、忘れ物を取りに、戻って来たように、ここ二日ばかり、湿度が高く、蒸し暑い日になった。青空を少し残して、重たい雲が垂れ下がった空模様は、いまにも、雨を連れて来そうな、雰囲気だった。薄暗い森の中は、先日の台風で、千切られ、飛ばされた木の葉が、フワフワするほど、堆積していた。濡れ落ち葉の中に、赤く色づいた柿の葉を見つけ、見上げると、色づき始めた実が、なっていた。その一つを捥いで、齧ってみると、甘柿だった。秋の味覚を味わいながら、山道を進んで行くと、イガから飛び出した山栗が、沢山落ちていた。今朝は、秋の贈り物を頂いた、ラッキーな、朝のウォーキングになった。


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変わりつつある生態系

自然豊かな場所で、昆虫たちは、元気に活躍していた。しかし、生息している昆虫たちも、その姿のまま残っているものや、すでに姿を消してしまっているものなど、生き物の世界でも、変化を起こしていた。彼岸花に抱き着いている、ツチイナゴを見つけた。しかし、本来≪いなご≫と呼んでいた、緑色のイナゴの姿は、すっかり姿を消し、見ることが無くなった。農薬による影響と言われているが、もう、4、50年前になるかな、稲刈りの時期、佃煮にして食べるほど、沢山のイナゴを見たのだが、寂しいものだ。クロアゲハ、ヒメアカタテハ蝶、そして、刀豆の花の上で動き回っていた、ナナホシテントウムシは、変わりなく、昔から見られたままの姿だった。黒地に黄の斑点と、派手な衣装で、ヒメエグリバの幼虫が、ススキの尺を取りながら現れた。




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連日の晴れ、気持の良いウォーキング

昨日に引き続き、今朝も良い天気となり、空気も澄んで、気持ちの良い、ウォーキング日和となった。今、秋の野は、いろいろな花で、彩られていたが、中でも、紅白に分かれて、咲いている花があった。ひとつは、秋の七草を代表する萩の花だ。昔からハギの花は、赤いものだと思っていたが、紅萩と白萩があることが分かった。それから、彼岸花(曼珠沙華)赤い花が常識のように思っていたが、白い彼岸花を見つけた。その上、観察するあまり、薄オレンジ色の花まで見つけてしまった。赤と白の花が、交配して出来たものだろうか、定かではなかった。


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ついに見つけた、アミガサダケ

本当にと、言いたい位、久しぶりに、青空が見られた。陽射しが射すと、気温も上がり、湿度が高いので、今朝はチャンスだと、ホクソ笑んでみた。そう、この状態は、キノコが目覚めるには、最高の環境なのだ。さっそく森の中に入って行った。真っ赤な、ベニサラタケが迎えてくれた。そして、ちょっと変わった形のエリマキツチグリ、探したいのは、そんなものじゃない。もう、30分近く探し回った。腕や、襟を蚊に、したたか食われてしまった。やった、ついに見つけた、それも最高の形、今朝、開いたばかりの、珍しい、≪キヌガサタケ≫を発見した。もう、気持は、欣喜雀躍状態だった。


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実りの秋を迎えた季節に

今週に入って、関東地方で、陽が射した時間は、たったの6分だと言う。今朝も、まだ晴れる様子が無い、空模様にクレームを付けたい思いで、ウォーキングへ出かけた。愚図ついた天気にもかかわらず、季節は、実りの秋を迎えていた。ガマズミの真っ赤に熟れた実が、まず、目に入った。まるで、紅サンゴを散りばめて作られた、ブローチのようであった。それから、木に絡んだ、自然薯の葉の下から、遠慮がちに顔を出した、零余子(むかご)を見つけた。つる草では、サファイアの指輪に似た、イシミカワの実や、山ぶどう、大きな実では、アケビ、カラスウリなどが見つかった。今までにいろいろなキノコを見つけてきたが、今朝は、ムジナタケと、ミキイロウスタケを見つけた。いずれも毒キノコである。当地では、なかなか食べられる茸は、見つからない。

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秋の森の中の貴婦人たち

薄靄がたなびき、紫色に包まれた、丘陵の懐に広がる森の中、町場の人には、滅多にお目にかかれない、秋の野草たちの、ファッションショウが開かれていた。白い生地に、ピンクの水玉模様の入った、ドレスを着たヤマホトトギスが、黄色のティアラを被り、≪椿姫≫を歌い、踊る、プリマドンナ、マリア・カラスを想像させる。そして、大名行列の先頭に立って、威勢良い掛け声とともに、空に舞い上がる、毛槍を想像させるイヌショウマの花。また、幼稚園児が、桃色の縁取りがある、襟の付いた、黄色の制服を着て、ピンクの長いリボンが伸びた、帽子を被ったような姿を、想像させる、キバナアキギリを見つけた。その他に、藤袴、萩、葛、キキョウ、ススキ、撫子女郎花など、秋の七草と言われるものを始め、吾亦紅、アザミ、スイカズラ、彼岸花など、森の中は、人知れず、秋花のパレードが始まった。


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自然破壊は、人間のなせる悪行

風になびく、ススキの影凄く、雲間から覗く、中秋の名月と、見間違うような、陽の姿を見つけた。天上にある、大海から、幾重にも襞を作り、迫り来る波が、メランコリーな朝を運んで来た。今日も、至る所で、起こっている、自然の猛威に、無力な人々の、脅威に慄く姿を見せつけられる日に、なってしまうのだろうか。人は、文明と言う名を借りて、至便さを追求するあまり、自然破壊を、いけないと思いながらも、長年に亘り、行ってきた行為に、慢性化してしまったあまり、当然の事だと思い込み、進んで来てしまった。その挙句、温暖化現象を起こしてしまい、規則正しくやって来た、春夏秋冬のサイクルまで壊そうとしている。人の行いは、常にそうだが、結果が出ると、その犯人捜しをする。其れは、愚かな事、地球が生み出した自然を、壊しているのは、他ならぬ、人間なのだ。今、あらゆる事柄について、見直さなければ、地球は滅んでしまうだろう。果たして、愚痴になってしまうのだろうか。


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雨台風が去って行った翌日

台風16号は、大雨を降らせて、過ぎ去って行ったが、まだ空は、厚い雲に覆われていた。時々雲の薄くなった部分から、薄日が漏れたが、すぐに姿を隠してしまう。印旛捷水路に架かる、山田橋から下の流れを見ると、いつもより水かさが増していた。水面から、吹き上がってくる風が、時々落ちて来る霧雨を巻き上げ、顔に当たり、湿っぽく纏わりついた。雨の日は、滅多に飛ばない蝶が、愚図ついた天気続きに、しびれを切らしたのか、雨の合間を見ながら、ハナニラの花の蜜を求めて、飛び回っていた。秋雨前線の停滞で、しばらく曇天が続きそうだ。


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