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Author:人生まだまだ
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自然を壊さないで

日々、移り変わりつつある季節を、目にして、肌で感じる度に、大自然の息づかいを感じる。寒暖を繰り返す気候は、大海の沖から、間断なく、岸辺に打ち寄せる、銀色に輝く大波,白く光る小波の、盛り上がっては、崩れていく、姿に似てはいないだろうか。もちろん、季節をいち早く感じるものは、人ではなく、植物や、野山で生活する、動物たちだ。誰に教えられる訳でも無く、自然の息吹を感じることで、行動を起こすのだろう。そして間接的に、人は、其の様を見て、季節の到来を教えられる。東風が吹けば、春の到来を覚え、西風が吹けば、寒い冬の到来が、迫り来るのを予測する。花が咲けば愛で、実れば、収穫に感謝する。そんな自然を、感じていられる環境にある人は、少なくなりつつある。特に、危惧していることは、農家では、後を継ぐものが無く、畑や山林の荒れてしまっている状態に、目を付けた一部の業者たちは、その畑や山林を借り受け、ソーラーパネルの世界に、変えて行ってしまっていた。自然の摂理を崩す、食物連鎖の無くなってしまう世界は、ついに、大地さえ、生物を育てることを忘れてしまいそうだ。そのような光景を見るたび、悲しく思うのは、私だけだろうか。


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コゲラと出会った朝

空が白く、滲むように、だんだん明るさを増していくのだが、いつになったら、朝と呼べるのか、夜の続きと、見境の付かない状態の中、黙々と歩いていた。地上から空に向かって延びているものは、黒く染まり、あとは灰色の世界だった。今朝は、国道を避けて、農道を歩いているので、車にも出会わず、静かだ。時々、遠くに見える、国道を走る車のライトと、赤いテールランプが、見え隠れしていた。人気も無く、起きているのはツグミや、モズ、カラス、スズメなど、姿は見えないが、鳴声から見当がついた。そして、今朝は、珍しい鳥に出会った。桜の木の上で、ギィ、ギィと鳴く鳥がいたので、じっと観察していると、コゲラだった。何とか、写真を撮る事が出来た。背中に白い斑点模様を付けた、スズメ位の大きさの鳥で、調べてみると、日本にいる、一番小さなキツツキだった。雌雄は、片方が死ぬまで一緒にいる、夫婦仲が良いとあったが、雌雄のどちらだったのか、一羽しか見つけられなかった。東の方角が明るくなって来たが今日の空模様は、曇りなのかな。

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白梅と紅梅が咲き競う中で

夜明け前、薄暗い中だったが、ウォーキングに出た。国道を下り、川に沿って歩いて行く。静寂の中、霜柱を踏むサクサクいう音と、流れのせせらぎの音だけが響く。向かってゆく丘の上から、黄色く滲んだ様な、太陽が現れた。川の水面が照らされて、くっきりと川筋が、浮かび上がった。ビィと、鳴き声が聞こえた方角を見ると、ツグミが現れた。明るくなるにつれて、青空がどんどん広がって行き、、さわやかな朝がやって来た。戻り道の途中、町の総合公園の中を通り抜けていくと、梅林が、花の盛りを迎えていて、白梅と紅梅が、競い合うように咲いていた。そして、うっすらと甘い香りが漂う中、数羽のメジロが、花の蜜を求めて、忙しなく飛び回っていた。ここ二日ばかり、暖かい日が続いている。、春の足音が聞えてくるのも、そうほど遠いことではなさそうだ。


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その先には、真っ青な空があった。

朝日の差し込む森の中、目覚めた鳥の、さわやかな声に誘われて、足を踏み入れる。枯葉や枯れ枝を踏む、乾いた音が響く。突然、キチキチキチと甲高く鳴くモズの声に、見上げると、天に向かって真っ直ぐに、杉の木が、数十本、梢を陽に照らされて光り、、毛槍を振り上げたような形をして、伸び上がり、その先に、真っ青な空があった。空の下に広がる谷津田は、丘陵の懐深くまで伸び、南側は、朝日をいっぱいに受け、青空のキャンバスに、クッキリとした森を、際立たせていた。そして、北側は、暗く冷たく、凍り付いた森が、陽射しの廻って来るのを待ちわびていた。そして、南北を分けるように出来た農道は、耕運機の轍の付いた真ん中に、霜柱が立ち、両脇の枯れ草の中に、ホトケノザが、紫色の可愛い花を付け、ぬくぬくとした、暖かい陽射しを浴びて、うたたねが出そうな様子だった。

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一杯のコーヒー

ウォーキングへ出かけた時は、さほどでもなかった風が、途中から、唸るような強風に変わった。田んぼの畔道などでは、バランスを崩して、落ちそうになる程だった。ウォーキングから帰り、日差しの差し込む窓辺で、一杯のコーヒーを楽しむ。器の中から香り立つ、一筋の湯気が、くゆらせながら立ち昇り、日差しの中に溶け込んでゆく。今朝のコーヒーは、深煎りのタンザニア、酸味の中にある苦みに、ほんのりとした甘みを味わえる、好みの中の、絶品の一つである。ふつうタンザニアと言えば、焙煎の仕方にもよるが、柑橘系のフルーツのような甘味と、やや強い酸味が特徴で、深煎りしたストレートが、酸味と苦味の絶品のバランスを感じさせる。また、タンザニア産といえば「キリマンジャロ」が代表的な存在だ。強い酸味とコク、そして甘い香りが特徴。名前はアフリカ大陸最高峰の山、キリマンジャロから付けられた。そして、精製過程によって、水洗式アラビカ種コーヒーのみをキリマンジャロと定め、他の地域などで採用されている乾燥式のものは含まないなどと、厳しい指定を受けている。一口、啜る毎に、熱帯地方にかかわらず、頂上に雪を頂く、キリマンジャロ麓の広大なコーヒー畑を、想像しながら味わうと、灼熱の大陸の匂いを運んでくる、アフリカの風を感じる。すると、国はちょっと離れているが、同じアフリカにある、チュニジア共和国、ここを舞台にした、「チュニジアの夜」ジャズドラマーの『アートブレキー』の演奏を聞きたくなりCDを引き出してしまう。毎日の日課としている、ウォーキング後の、一杯のコーヒー。カップの中に込められた、日々の色々な思い出が、苦く、甘く香り立ち、心の安らぎを、醸し出してくれるのだった。


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驚きのシモバシラ

今朝も肌を刺すような大気に、白い息をはずませて、ウォーキングへ出かけた。丘陵の上に、氷の結晶が、光っている様な、太陽が昇って来た。寒いこの季節に見られる、踏むとサクサク気持ちの良い響きを立てる、『霜柱』を、シモバシラだと思っていたら、新聞の天声人語で知ったのだが、シモバシラと言う名の植物があると言うことを知った。さっそく、ネットで調べてみると、色々な形のシモバシラと一緒に、植物のシモバシラを知る事が出来た。シモバシラが生えていたところには、冬になると氷柱ができる。シモバシラの茎は冬になると枯れてしまうが、根はその後長い間活動を続けるため、枯れた茎の道管に水が吸い上げられ続ける。そして、外気温が氷点下になると、道管内の水が凍って、茎から氷柱ができるのだ。ひとつ知識が増えた。


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着生植物、『ノキシノブ』

歩いて行く頭上で、「ヒーヨ」と鳴き声がした。鵯(ヒヨドリ)だった。「ヒーヨ、 ヒーヨ」と甲高く聞える鳴き声から、名前が付いたようだ。見上げた所で、桜の木に着生植物の「ノキシノブ」が付いているのを見つけた。いつも歩いている道なのに、気づかなかった。ヒヨドリの声のおかげで見つけられたのだった。山野草として珍重される植物なのだが、よくお寺の境内で、苔むした石垣や、庭石などに生えているのを見たことがあった。開けた場所へ出てくると、目の前の田んぼを挟んだ、向かいの黒い丘陵の上に、太陽が顔を出した。寒い朝の環境の中では、暖かい陽射しは、一番のご馳走だ。気持もホッとして落ち着いてくる。丘陵のふもとで、氷の花を咲かせていた枯れ草は、陽射しを受けると、溶けて行く氷が、汗をかくように流れ落ちて行った。日向と、日陰では、3度くらいの温度差がありそうだ。

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写真は撮らなければ

この所、連日厳しい寒さが続く朝であるが、気合とともに、元気にウォーキングへ出る。私だけが感じるのかも知れないが、少しずつであるが、日の出が、一日一日、速くなっている様な気がする。変わらないのは、いつも見る景色、長く延びた丘陵と、広大に開けた平地、そこで春夏秋冬に渡り、いろいろな営みが、繰り返されるのだ。日々、その営みの貴重な場面を、逃すまいと、シャッターを切る。上手くいったと、思っていても、現像してみると、失敗だったり、何枚か撮った中に、思いがけず、貴重な発見があったりする。写真は、撮らなければ、見せることも、残す事も出来ない。また、文章は、書く者の感じ方、考え方であって、決して、受け入れられようと、貶されようと、一向に感知するところではないのだが、まず、読んでもらうことが、一番大切な事で、嬉しい事でもある。

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青空が広がる、スカッとした朝に

寒くても、青空の広がる朝は、スカットして、気持が良いものだ。まだ、朝の冷たさが残る、林の中は、夜が忘れて行ったのか、薄闇が残されていた。忘れ物を届けてやろうと、少し、速足で林を抜け出て、丘の上を目指して登って行くと、途中、賑やかな鳥の声がした。見上げると、大きなエノキのてっぺんの枝に、『アトリ』の群れが鈴なりになって、止まっているのが見えた。けっこう距離があったので、カメラを構えても、飛び去る、警戒心も起こさず、相変わらず、おしゃべりに夢中だった。丘の上までやって来ると、陽射し一杯に、暖かさが、満ち溢れていた。大きく腕を伸ばし、深呼吸をした。冷たい空気が、肺の中に入ってきて、淀んでいたものを追い出した気持になった。今日も、幸せな気分の、良い朝を迎えられた。

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東風吹かば

近くの公園の梅林が、賑やかになってきた。『東風吹かば、匂い起こせよ、梅の花、、、、』誰でも知っている、有名な菅原道真が詠まれたと言う和歌を思い出す。しかし、今朝は、東風ではなく北風が吹いて、香りどころではない。でも、鳥の嗅覚には、梅の花の甘い香りが、分かるだろうか、メジロが数羽、込み入った枝の間を、器用に潜り抜けながら、花の蜜を吸っていた。この梅林には、白梅と紅梅が、植えられているのだが、紅梅の方が、一足早く、咲きはじめ、五分咲きの白梅に比べ、そろそろ満開を迎えていた。犬の散歩や、ジョギングをしている人たちは、いつもだと、関心も無く、通り過ぎて行ってしまう場所なのに、ちょっと足を止めたり、走る速度を少し緩めたりして、関心を示していた。山の背が、なだらかな丘の上、杉の子たちは、冷たく凍えそうな、青い空に向かって、背比べをしていた。間もなく、杉花粉の季節だ。


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