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Author:人生まだまだ
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子供心に返って畦を渡る

爽やかな晴天の日が続く。今日も気持ちの良い朝を迎えた。さすが、ゴールデンウィークの日曜日、早朝からブラブラと歩く人も無い。逆に、素晴らしい朝を、独り占め出来る、贅沢気分を味わえて、最高に満足している。満々と、水を湛えた田んぼの、真ん中に伸びた畦を歩く。水面に、空の雲が、映し出されて、まるで空の上を歩いている気分になる。小学生の頃、平均台を渡った時のことがよみがえり、両手を横に伸ばして、バランスを取りながら歩くが、何度か、バランスが乱れ、足元が危うくなり、田んぼの中に落ちそうになり、ドキドキした。やはり、年とともに、バランスが、ずれて来るのだろう。向こう岸にわたり、少し休憩、空をゆったり流れてゆく雲を、見上げて、流れ去って行く先を、目で追っていると、いつしか、眠気に襲われ、気が付いたら、15分程の、空白の時間が、経っていたので驚いた。

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気持ちのいい初夏の陽を浴びながら

早朝の、気持ちの良い、清らかな、空気を吸いながら、満開のボタン桜(八重桜)の花の下を行く。実際は、ないのかも知らないが、優しい薄桃色の花から、柔らかな香りが、匂ってくるような感じがした。花の咲いている公園広場から、田んぼに下って行く、林の中の小道は、今、シャガ(射干)の花で、埋まっていた。田んぼでは、田植機が、動き始め、いよいよ田植えが始まった。連休のうちには、終了するだろうと、農家の人が言っていた。今朝は、丘陵の端から端まで、くっきりと見通せるほど、青空が広がる、空気が澄み切った、晴れの天気になった。カエルの合唱が、耳障りになるほど聞こえていた。少し離れたところに、シラサギが、こちらを警戒しながら、餌をついばんでいた。きっと、カエルが餌食になっているのだろう。そして、田んぼのたまりでは、オタマジャクシが、孵化して、群れていた。


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北海道の富良野のような景色に

青葉が茂る林の中に、差し込む暖かな木漏れ日を、浴びながら、鶯の声を楽しみ、歩む小道の脇に顔を出した、春の野草を見つけて、ひとつづつ、名前を当てたり、思い出せずに、悩んだり、そして、初めて見るもの、探していたものが見つかった時など、感動しながら、気持ち弾ませ、歩いて行った。林を抜け、木立を水面に映し、静まり返った沼を、横目にしながら、出てきた麦畑は、目を見張る美しい光景の広がる世界だった。緑のじゅうたんを敷き詰めたような麦畑と、真っ青に広がる空は、一瞬、北海道の富良野に、たどり着いたような風景だった。ひばりが囀りながら、青空に吸い込まれるように、上がって行く。そこは、人影のない、のどかで、なにか、昔見た、懐かしい光景だった。

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雨の朝のウォーキング

今朝は、少し肌寒い、シトシトと降る、雨の中のウォーキングになった。傘を持って出たものの、差さなくても良さそうかと、すぼめていると、シットリと湿って来るし、いざ差すとなると、邪魔になる。こんな動作を繰り返し、車の泥跳ねをよけながら、坂道を下って来ると、菜の花の咲いている畑の向こうに、うっすらと、桃色に霞んで見える、八重桜の咲くのが見えた。浅かったり、思いがけないほど深い、大小の水たまりが、塞いでいる、田んぼ道を、飛んだり、跳ねたり、つま先立ちで渡ったりして歩いた。日頃のウォーキングと違った運動技量をこなしていた。水の張られた田んぼの水面に、風が渡り、さざ波が、きらきら光って、美しい景色が生まれたり、消えたりする様を、しばし見とれていた。おや、足元で咲く、スズランに似た、宝鐸草(ホウチャクソウ)が、こちらを見ている。雨降りの朝だ。

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荒廃する農地

今、我が町の自然が、どんどん壊されている。跡継ぎのいなくなった農家は、高齢化が進み、田んぼや畑の農作業をする者がいなくなり、雑草が茂る荒地と化してしまった。そこに目を付けた、太陽光発電を奨励する業者が、農家に営業を掛けることになり、山林は、伐採され、田畑は整地され、至る所に、太陽パネルの敷設された、驚くほど、広大な畑が出現した。その結果、農家は、農作業をすることなく、収入を得られことになり、一件落着と言う事なのだろう。しかし、その結果は、困ったことも起きていた。自然破壊だ。その土地にしか生息できない、動植物は、行き場を失い、終いには、消滅してしまう運命にあった。野に咲く、すみれを例にとっても、至る所で見られて居た、白色のスミレは、絶滅の危機にあった。

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堆積された自然が積み上げたものは

丘陵の黒き陰長くして、静寂の世界は、今、夜明けのファンファーレとともに、一日の舞台演目の、ひと幕目の緞帳が上がる。雲間から、光り輝く姿を現した主役の太陽は、慈悲の光を、四方八方に、照しながら、生きとし生けるものに、生命を呼び起こす扉をたたく。『さあ、目覚めよ』『すべての命、宿すものよ。』天上からの尊き言葉に従うように、草々は、頭を上げ、蕾んだ顔を見せ、大きく花開く。山紫水明、静けさが、微動だにせぬ水面に、浸み込み、風の音でさえ食し、その底に、不気味で、恐ろしい神秘的なものが、棲むように感じた。地の底から、這い出て、水面に現れてくるものは、なんだ。幾、数百年に亘り繰り返され、四季が作り出す堆積された歴史の詰まったものが、一つの泡の中に入って、ポコリと、浮かび上がり、現代の中に、弾けて、飛び散った。今、何を見たのだろうか。そして、何を感じたのだろうか。

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山紫水明

農家の庭先で、緑の風に乗り、気持ち良さそうに泳いでいる、鯉のぼりを眺めながら、青葉、若葉が生い茂る、丘陵に沿ったあぜ道を歩いて行くと、落ち着いた、紫色の大根の花が、両側から、道を塞ぐほどの勢いで、生い茂っていた。谷津田の中に作られた、田んぼには、満々と水が張られ、周りの景色を飲み込むようにして、水面にその姿を映し出していた。ときどき、水面を渡って行く風は、鏡のような水面を、きらきらと光り輝く波に変えて行った。すぐ近くで、ウグイスが囀った。林の中を覗き込むと、ウワミズサクラとニワトコの木が、いずれも白い花を付け、満開になっていた。そして、田んぼからは、賑やかなカエルの合唱が、響いてきた。

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芝桜が見頃です

今、芝桜が、見頃だよと、言う声を聞いて、出かけて行った。朝も早かったので、人もまばらで、ゆっくりと見学ができた。赤、ピンク、紫、白の芝桜が、目を見張る程、鮮やかに、浮かび上がるように、綺麗に形作られ、植え込まれていた。花園の一角には、ポピーも植えられていて、赤、オレンジ,白、ピンクの花が、微風に揺られて、七色の波が、打ち寄せてくるように見えた。また、オオイヌノフグリの花を、大きくしたような模様の、水色のネモヒラの花も、咲き始めていた。派手な色の芝桜とは、対照的で、大変落ち着いた花だった。

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岸辺に咲く花たち

寒暖を繰り返しながら、変わりゆく季節は、着実な歩みで進んでいた。ゆったりと流れる川は、降り注ぐ陽の光を浴びて、水面をキラキラと、輝かせながら、春を乗せ、運んでいた。清らかな流れに、腰かけた春は、岸辺に生きるものたちに、尊い命を与え、育み、過ぎ去って行く。川岸を彩って、明るく華やいだ、黄色の花を付けた菜の花が、微風に揺れて、流れ去って行く春に、手を振っていた。水辺近くでは、土筆の坊やたちが、大きく首を伸ばして、興味深く見送っていた。春の祝い酒を飲んだのか、ひときわ派手な色に染まった、顔を見せている、カタバミは、一番のお洒落、そして、なんと言っても、この川岸で、命を育んでいるものたちの中で、一番位の高いものは、金色の冠を被って、咲いている、『草の王』だろう。

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田に水が張られ始めた

鳴き方が、すっかり一人前になった、ウグイスの鳴き声に誘われながら、丘の道を下って来ると、田圃の方から、水音が、勢い良く響いてきた。いよいよ、田に水が入り始めたのだった。印旛沼から、農業用水が、送られて来ていた。丘陵に沿って、長々と延びている、Ù字溝の中を、水しぶきを上げながら、流れていた。4,5日して、田んぼに、満々と水が張られると、海のように広々とした、水の世界が出現する。そして、今、丘陵は、爽やかな風を受けて、萌黄色に染まる、若葉の茂る、緑の世界、その中で、一段と人目を惹く、赤、白、黄色、色とりどりの、チューリップの花が、農家の庭を飾っていた。そして、この家に、男の子がいるのだろう、鯉のぼりが、揚っていた。端午の節句を、迎える日も、間もなくに迫った朝です。



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