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Author:人生まだまだ
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ゴールデンウィークの静寂を楽しむ

ゴールデンウィークと言う事だろうか、日頃ウォーキングしている人たちに出会うことなく、静かな朝だった。それぞれ計画を立てて、連休を楽しんでいるのだろう。こちらは、いつも通りのウォーキングです。カルガモのつがいは、警戒心もなく、のんびりと朝食を楽しんでいた。触ると、壊れて散ってしまいそうな、薄いオレンジ色をした、可憐なヒナゲシが、風にくすぐられ、身をよじるようにして揺れていた。エンドレスのカエルの合唱と、鳥のさえずり、さらに耳をすますと風の音まで聞こえてきそうな、この広々とした世界を独り占めする、贅沢と言うのか、いや、連休と言うのに、出かけて行く当てもない寂しさと言うのか、どちらでも良かった。考えてみると、現状は、毎日が、日曜日の身であった。

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烏柄杓(カラスビシャク)の花

連休の始まりは、青空が広がる気持ちの良い日になった。丘陵の麓から見上げると、緑の丘の上にある東屋まで見通せる、視界の開けた場所に腰を下ろしていると、静寂の中から聞こえて来る、ウグイスや、キジ、コジュケイなどの鳴き声が楽しめた。野ばらの甘い香りが漂う野道を歩いて行くと、草叢から、ぬっと数匹の蛇が鎌首を上げているような形をした烏柄杓『カラスビシャク』が、顔を覗かせていた。浦島草を小さくしたような形にも似ていた。また、カラスムギに止まっている『ナミテントウ』を見つけた。テントウムシと言えば、オレンジ色に黒の点が七つある、『ナナホシテントウ』がお馴染みだが、ナミテントウは、珍しかった。

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やっと『ギンラン』を見つけた。

今朝のウォーキングで、探していた『銀ラン』を、林の中で、やっと見つけることが出来た。金ランを見つけてから、丁度一週間後の事だった。今年見つけた金ランの数から比べると、三割に満たない。希少価値植物とされる金ランだが、銀ランはさらに希少価値のあるものに感じる。面白いものを見つけた。同じ植物なのに、顔の色を変えているものがあった。咲き始め、緑色だった『マムシ草』の花が、時が経つにつれて、茶色に変身していた。また、釣り糸を垂らしながら、太公望たちが、体を寄せ合って、何やら話し込んでいた。そんな想像をさせる『浦島草』の花が5ケ、並んで咲いていた。
林の中は、何が現れるのか分からない、興味のもてる、楽しい場所だった。


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色彩豊かな花々に出会い

朝のウォーキングで、今一番目に付くのは、生け垣や、盆栽として楽しんでいる『サツキ』の色とりどりの花だ。人工的に作られたものと言っても、盆栽の中には、驚く程素晴らしいものもある。そして、盆栽を楽しんでいる人の話は、自分の持っている、サツキ盆栽が最高と、自慢する人が多い。それだけ熱を入れることが出来るのだろう。他に目に付いたのは、見上げるほど、高い所で咲いていた『ホウノキ』の花だ。花だけを見ていると、『タイサンボク』や『ユリノキ』の花に似ているので、間違いやすい。いずれも、この時期、木に咲く白い大倫の花だ。白い花と言えば、『ハイノキ』が、アンゴラの毛のように、フワフワした柔らかな花を咲かせていた。それから、最近、盗掘りが多くなって、数が減ってしまった『ジュウニヒトエ』の青紫の花を見つけることが出来た。今朝は、色とりどりの花を、見つける事が出来た。写真は、朴ノ木(ホウノキ)の花です。



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アイリス(西洋アヤメ)

今、色とりどりの『アイリス』の花が咲いている。アイリスは、『西洋アヤメ』と呼ばれ、菖蒲(しょうぶ)やカキツバタのように湿地を好むものと違い、乾いたところを好む花だ。アイリスにまつわる話がある。【ネットから引用】、『神々の王ゼウスの妻ヘラに、可愛がられていた美しい侍女イリスは、浮気者のゼウスに幾度なく求愛されます。困ったイリスは、どこか遠くへ行かせて欲しいと、ヘラに懇願しました。ヘラはその願いを聞き入れ、七色に輝く首飾りをイリスの首にかけ、さらに神の酒を、3滴イリスの頭にふりかけます。するとイリスは、虹の女神へと姿を変えました。そして、ふりかけた酒のしずくが地上に落ち、それがアイリスの花になったといいます。』花一つをとっても、逸話があるのだから、ウォーキングで目にするもの、すべての名前に物語があると思うと、さらに観察する目に、興味が湧く。スズランが咲き始めた。側で見ていると、小さな鈴の音が、聞こえてきそうな気がした。

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ラピスラズリ色の蛍葛(ホタルカツラ)

音を立てて降る、強い雨の朝になった。予報では、この天気も、昼には回復すると言うのだが、習慣になっている、朝のウォーキングは、やめられなかった。雨の日は、写真を撮るために、手に持つ傘が邪魔になる。景色を撮るのは、無理なので、傘を少しでも離せる、木立の込んだ、雨があまり落ちて来ない、林の中を選んで、歩くことにした。雨を避ける様にしてタンポポの胞子が、顔を寄せ合っているのを見つけた。それぞれが、顔を持ち、こちらを見て、話しかけてくるように感じた。実際、話しかけられたら、などと想像して、笑ってしまった。一見すると、『ナルコユリ』を、スズランと言ってしまう人が多くいる。もっと紛らわしいのは、『アマドコロ』と区別が付けにくい事だ。同じ植物だと言う人もいるが、両者には違いがある。区別の仕方として、ナルコユリの茎は丸く稜がなく茎の高さが1m近くになることから区別が出来る。何と言っても、今朝の一番の発見は、鮮やかな瑠璃色の花を付けた蛍葛『ホタルカツラ』だった。うす暗い林の中で、輝く『ラピスラズリ』宝石のような存在だった。


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激しい鯉の産卵シーン

2.3日前から、突然、夏がやって来た思いのする、異常天気から、今朝は、平年並みの天気に戻ったものの、どんよりとした曇り空からは、晴れやかな顔は、見られなかった。川岸で咲く菜の花は、川の蛇行する形に添って、黄色の帯を、長々とうねりながら伸ばしていた。そして、堤を歩いていると、菜の花の足元には、ハナニラの薄紫の花が、埋め尽くしていた。そして、今、川の中では、産卵のため、印旛沼から遡上してくる、野鯉の群が見られ、所々で、勢いよく水しぶきを上げて、産卵しているシーンが見られた。鯉の、恋の季節の到来です。

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踊り子草

山藤が飾る林の中を歩いて行くと、突然足元に『クマバチ』が落ちてきた。私の町では、『クマンバチ』と呼んでいる蜂は、藤の花の蜜を好んで飛んでくる。ずんぐりとした体は、飛ぶには不安定で、直ぐ落下してしまうようだ。枝いっぱいに花を付けた『コデマリ』は、風に揺れ、おいで、おいでと手招きをする。林を出て、川岸まで出て来ると、木陰になった土手の一部で群れて咲く、『踊り子草』を見つけた。白い花は、かつて、フランスの貴族夫人が身に付けたシュミーズドレスに似た服装で、踊っていた。川では、観察を始めてから、4年目にして、『オシドリ』夫婦と出会った。始めは、いつも見ているカルガモだと思っていたら、羽の色気が違っているので、カメラで覗いて見て、オシドリだと分かった。

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山紫水明

今の季節、ウォーキングをする事の、贅沢を味わっている。野山は、緑に霞み、湖沼は、水面に、緑で覆われた丘陵の姿を描く。まさに、山紫水明の妙を、心行くまで満喫できるのも、この季節ならではと、満足感に浸る。時を先取りして進む季節は、まだ、春の真っ只中だと言うのに、今朝は、真夏日を誘い出してしまった。谷津田の奥深くまで作られた田に、水が張られ、無風の中で、水面は鏡のように光り、周りの景色を飲み込むようにその姿を映していた。水面すれすれに、飛翔するツバメは、水面に映った己の姿を見て驚き、飛び上がるように見えたが、水面を渡る虫を捕食していた。また、水辺に咲く紫色の花を付けた『花大根』は、水面に映った、己の美しい姿に、見とれているようだった。静寂の中に溶けて行く自分に、意識は薄れ、もうすでに風になり、緑の世界の中を、吹き渡っていた。

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こごみ(くさそてつ)

早朝から上天気、陽が昇るにつれて、気温も上昇して行くのが分かる程陽射しは、強かった。東屋へ続く丘陵の坂道を登って行くにつれて、額から流れる汗も目の中に入ってしまうほどだった。やっと東屋へたどり着き、陽射しから逃れてホッとした。一休みすると、汗も引いた。東屋から眺める視線の中に、真っ赤に咲く『さつき』が鮮やかに写った。さらに上の、頂にある広場まで行く途中で、『こごみ』クサソテツが群生しているのを見つけた。さっそく巻きのシッカリしているものを選んで、2,30個採り、持ち帰って来た。こごみは、灰汁が無く、茹でて、マヨネーズで和えるか、天ぷらにして食べると美味い。夕食で楽しむことにした。


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