FC2ブログ

プロフィール

人生まだまだ

Author:人生まだまだ
FC2ブログへようこそ!


最新記事


最新コメント


最新トラックバック


月別アーカイブ


カテゴリ


コロナに気持ちが塞がれ、一日として、定まらぬ天候にも、苛立ちが募る

テレビやラジオを点けると番組は、朝から晩まで、収束の全く見えない新型コロナウイルスのニュースばかりで、不安を一層煽り立てる結果になっていないだろうか。情報収集は大切な事であるが、政府の対応の後手、後手の動きは、国民が国に対して信頼を失う結果になりやしないだろうか。雨に当たり、一層緑を深めた葉を繁らした林は、オゾンがいっぱいの新鮮空気の世界、思いっきり安心して、深呼吸が出来る貴重な場所であった。丘の上にある四阿のベンチに腰掛け、すっかり花を落とし、葉桜になってしまった染井吉野の哀れな姿を眺めていると、この世の春と咲き誇っていた時は、誰彼にも持て囃され、愛でられていたのは、夢であったのかと思われるほど、変わり果てていた。一党独裁の様に進められてきた政局は、今、真価を問われる時を迎えている。舵取りを誤って、日本沈没の憂き目を見せないで欲しい。

IMG_4043.jpg

山紫水明、目を見張る、春の朝

朝の気温は、まだ寒く感じるが、昼になるにつれて、春の暖かさを感じる温度差の大きい日が続いていた。今、芽吹き、育つ植物の変化を楽しむと同時に、蝶やトンボなど、昆虫たちの活動も面白くなってきた。枯れ枝にしがみ付いて、日向ぼっこをして、羽を温めていた『ムギワラトンボ』は、今年初めて見つけた。野草が花を咲かせる時期に合わせるように、孵化して飛び立つ蝶たちも、次々と姿を見せていた。ベニシジミ、ツバメシジミ、紋白蝶、黄蝶など、花の蜜を求めて、小型の蝶が飛び回っていた。田んぼの水たまりでは、卵から孵った『オタマジャクシ』が、ウヨウヨと固まり、やがて取れる尻尾を振って、泳ぎ回っていた。

IMG_4323.jpg

大雨注意報が出ている朝に

週末の朝は、ザァーザァー雨で始まった。田んぼ道は、ぬかって歩きにくいので、総合公園の中をウォーキングした。芝生広場は、染井吉野が終わり、花見を楽しむ人が居なくなり、寂しくなった所だが、広場に五本ある八重桜『ヤエザクラ』が満開だった。八重桜は、山桜や、里桜から変化したものと言われ、『ボタン桜』とも呼ばれている。サッカー場に下る階段の両脇に、赤、ピンク、白色と、色とりどりの躑躅『つつじ』が咲いているのが目に入った。さらに、運動場に沿った生け垣では、皐月『サツキ』が咲き始めていた。良く、ツツジとサツキの違いを聞かれるが、簡単に言うと、ツツジが四月頃に、葉が出る前に咲き、皐月(サツキ)は、名前の通り、五月ころに、葉が出た後に咲く。また、葉を触ると、ツツジは柔らかく、サツキは硬く、葉の大きさは、サツキは、ツツジの半分程の大きさである。こうした違いから、ツツジとサツキの当てっこしてみたらいかがです。さらに、ひとつ知識を増やしてみよう。ツツジは、中国語では、躑躅『テキチョク』と書き、日本語の文字にすると、躊躇『チュウチョ』と言う意味にあたる。ツツジがこの躑躅という漢字になったのは、羊が、レンゲツツジを食べようとしたが、毒があるためにためらったと言う所から『躑躅』の文字が生まれたと言う。

IMG_0700_202004180922114e4.jpg

木や、草花の名前の由来を調べると、うんと頷けるものもある。

このところ気象変化の激しい日々が続いていたので、降って来るかなと、見上げた曇り空を気にしながら家を出た。住宅地の中を歩いて行くと、各家の庭は、チュウリップ、水仙、パンジー、クリスマスローズ、木瓜など、色とりどりの花で賑わっていた。住宅地を抜け、椚『クヌギ』林に足を踏み入れた。木辺に門と書いて、クヌギという語源は、『国の木』からと言うのだが、実を食用とするところから、『食乃木(クノギ)』、または、葉や実が、栗に似ている所から『栗似木(クリニギ)』など、いろいろと説があった。青木『アオキ』は、冬の間赤い実を付けていたが、今はすでに落ちてしまい、紫色した星形のチマチマした花を咲かせていた。しかし、生き残った赤い実二個が、葉の間から覗いていた。おっと、怖い看板が目に入った。『マムシ注意』の看板だ。これから暖かくなり、オタマジャクシから孵ったカエルが沢山姿を現す頃になると、マムシ君のお出ましだ。昔は、田植えの始まる今頃、田圃にはいる人たちが、良くマムシに噛まれたと言う話を聞いた。私も気を付ける事にする。帰宅する頃には、曇っていた空も明るくなり、陽が射して来た。

IMG_0466.jpg

ハルジオンとヒメジョオン

風を遮った谷津田の中は、太陽の日射しが暖かい。藪の中の所々から、顔を出した、山吹『ヤマブキ』の黄色の花が一段と輝きを増して美しく見えた。まだ水の入らない田んぼの中では、田辛子『タガラシ』が黄色の花を付けていた。田辛子の由来は、茎を噛むと辛味があるというが、有毒植物なので、試すことはしなかった。一方、田辛子の生える田圃は、収穫が少ないと言って、『田枯らし』と呼んでいる所もある。農道の日当たりの良い場所に、春紫苑『ハルジオン』の花が一叢になって咲いていた。ピンク色をしたものと、白色のものがあるが、どちらもハルジオンである。『貧乏草』と呼んでいる姫女苑『ヒメジョオン』は、ハルジオンとよく混同される。まず呼び名からして、『ヒメジオン』でなくて、『ヒメジョオン』なのである。『姫』は、小さい、『女苑』は、中国産の野草を言うのだ。開花時期は、春紫苑が、終わるころから、姫女苑が咲き始める。春紫苑の蕾は、下に項垂れた形であるが、姫女苑は、上向きである。ハルジオンの茎を折ると中が空洞だが、ヒメジョオンは、空洞はない。また、ハルジオンは、背が低く、花が大きくて数が少ないが、ヒメジョオンは、背が高く、花は小さく、数が多いので、こうした知識を得ておくと、パッと見たところ似ている花でも、違いが分かる。全ての植物が芽吹く、今の季節、次から次と姿を変えて育っていく植物の過程を追っていると、一日として休む暇がない。植物によっては、一日で10センチ以上も延びるタケノコやツクシ、わらびなどの植物もあるからだ。

IMG_0845.jpg

春うらら、野道を行けば

気持のよい青空を見せてくれる朝は、気持ちの高揚には一番の薬になる。谷津田の間を縫って続く農道を、足取りも軽く、歩く先に待っているものは何かと、期待が膨らむ。ウグイスがケキョ、ケキョ、ホーホケキョ、キジがケンケン、コジュケイがピョーと鳴く林の中に足を踏み入れて行くと、先端の葉の付け根から2,3個の花が、ぶら下がって咲く宝鐸草(ホウチャクソウ)を見つけた。道端に生えた、立坪菫(タチツボスミレ)は、踏みつけてしまいそうなほど咲き乱れ、木漏れ日の射し込む日陰では、射干(シャガ)が群生しており、林が切れて、陽射したっぷりの草むらでは、草の王(クサノオウ)が、金色の冠の形をした花が、輝いていた。

IMG_3972.jpg

春の嵐が通り過ぎた翌朝

菜の花の向こうに横たわる丘陵が、春霞かと見違うほど、萌黄色に染まっていた。高崎川に架かる橋の袂までやって来ると、グァ、グァ、グァと、カルガモの鳴き声が聞こえた。丁度繁殖期を迎えている時期なので、頻繁に姿を見る事が出来る。おや、カルガモの中に混じって、一羽見かけない姿の鳥がいた。カメラの望遠で確かめると、『オシドリのオス』だった。顔に白い化粧をした色鮮やかな鳥だ。人間の世界でも、『マット君』などと言う顔を真っ白に塗ったタレントもいる。オシドリ夫婦と言うので、さらに、カメラを覗いて雌鳥を探したが、見つけられなかった。やはり、人間社会にある様に『離婚』でもしたのかな。垣通しに似た花を見つけたが、葉の形が違うので、調べたら、紫鷺苔『サギゴケ』という植物だった。偶然にも『ゴケ』などと。また、接骨木と書いて、『ニワトコ』と読む木があるのだが、花を咲かせていた。やがて、鮮やかな赤い小さな実を、沢山付ける。

IMG_0370.jpg

メイストーム(春の嵐)の襲来

空全体が灰色に濁り、地上のものを飲み込む勢いで、春の嵐『メイストーム』の襲来だ。ウォーキングも、頭の先から、つま先までビショビショ、もちろん傘など悠長に差してはいられないほどの風雨にタジタジだった。丘陵の上に立つ、高圧線の鉄塔は、上半分を灰色に霞み、春の嵐に飲み込まれてしまっていた。メイストーム(春の嵐)は、和製英語で、今の季節、低気圧の急な発達で、大風が吹く気象現象に注意促す言葉として使われている。春の嵐と言っても、台風とは性質が違っていた。台風は、中心に近づくに従って風が強まるのだが、春の嵐は、中心から離れた場所でも強い風が吹くので広範囲に影響が及ぶ。従って、台風の被害は、局所的で、春の嵐の被害は、広範囲に渡るのだから、より一層注意が必要だ。春に起こされて、目覚めた新芽が賑やかに付いた欅の枝先は、次々に落ちて来る雨粒の休憩所だが、強風に枝が揺さぶられる度に、追い立てられて、弾け去って行った。水仙は、強風で倒され、頭を垂れたまま、強風に翻弄され、右に左に体を揺さぶられていた。私も揺れる思いで、帰路を急いだ。

IMG_8264_20200413092056d89.jpg

花の姿が、笠を被って踊っている様に見えると言う、踊子草

菜の花で黄色く染まった川岸を、歩いて行くと、姿は見えなかったが、グァグァと、川の中から、カルガモの鳴き声が聞こえた。立ち止まって様子を窺っていると、鳴き声が、段々大きくなってきているので、こちらに向かって来ているようだ。菜の花の隙間から、二羽の姿が見えた。すぐに、カメラを構えて、シャッターを切ったが、流れに乗ってスイスイ下っていたので、後姿の映った一枚だけが、ピントが合っていた。川に沿った農道の一部で、一叢になって咲いている踊子草『オドリコソウ』を見つけた。花の形が、笠をかぶって踊っているように見えると言う所から付いた名前だと言うのだが、私には、どの角度から見ても、想像を膨らませても、踊り子が見えなかった。歩いていると、突然ジャンバーの袖を引いたものがいた。猿捕茨『サルトリイバラ』の蔓に付いた棘に、引っ掛けたのだ。良く見ると、棘の付いた蔓には、沢山の花が咲いていた。開花しているのが雄花で、先端の豆型をしたのが雌花で、受粉すると秋に真っ赤な実を付ける。

IMG_3731.jpg

画家のフェルメールが描いたような、蛍葛(ホタルカツラ)の瑠璃色

今朝は、家から徒歩20分ほど歩いたところにある、国指定史跡『本佐倉城跡』まで足を延ばした。国道を横切り、史跡まで続く田んぼ道を歩いて行き、東山馬場跡地から、東山へ登った。目の前に印旛沼から、遥か遠く筑波山が望めた。すぐ真下には、京成電鉄の線路が見え、上下線の電車がしっ切りなしに行きかっていた。城山から下って、ⅠV郭と呼ばれる場所へ出て来ると、青空の下に、バーンと視界が開け、広々とした平地へ出てきた。思わず『おーい』と叫んでしまった。この所、外出できず、毎日家に籠っていたストレスからか、大声が出てしまった。早朝で、幸いに誰も人の姿はなくホッとした。帰宅途中、若草が芽生える草むらの中に、点々と鮮やかな、星形の青紫色の花を咲かせている、野草の蛍葛『ホタルカズラ』を見つけた。咄嗟に、画家のフェルメールの青色と言われた、ラピスラズリの瑠璃色を思い浮かべた。蛍葛の由来は、緑の中に鮮やかな青紫色の花が咲く様子を蛍に例えたと言う。

IMG_3862.jpg

««前のページ  | ホーム |  次のページ»»