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Author:人生まだまだ
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吉祥草というお目出度い花がある。

景色の写真を撮って、ふと見上げると、シロダモが赤い実を付けているのが見えた。クスノキ科の常緑樹で、雌雄別株になっていて、いま見ている木は、実を付けているので雌株である。また、シロダモの面白い所は、花と実が同居している所だ。前年の今頃咲いた花が、一年かけて今赤く熟し、今咲いている花は、来年の今頃赤く熟すのだ。赤い実を付けるのに、シロタブとは、葉の裏が白いところからその名が付いたようだ。植物博士のTさんが、いま吉祥草『キッショウソウ』の花が見られるよと言うので、連れ立っていった。龍の髭『リュウノヒゲ』と同じような葉の中に隠れるようにして、淡紫色の小さな花を穂状に付けて咲いているのが見つかった。お目出度い名前が付いているのは、この草を植えている家に吉事がある時に咲くと言われたことから吉祥草の名が付けられたそうだ。道端の木に絡みついた吐切豆『トキリマメ』を見つけた。実はだいぶ赤く色づいていた。やがて、熟すと実が割れて、二つの黒い種を見せる。また、吐切豆に似ている痰切豆がある。両方の花は同じ黄色なので難しく、葉の形が少し違うので、そこで見分け方を付けている。更に花の形が似ているヤブマメがあるが、花の色が青紫色と違うので見分けやすい。


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ガガイモが、鏡芋と言われている事実を知った。

夏の季語として使用されているガガイモは、古名を『カガミグサ』と呼ばれていたそうだ。そして、芋『イモ』と呼んでいるのは、根っ子ではなく、実の形がイモに似ていた所から付いたようだ。更に、割れた実の内側が鏡のように光るので、『鏡芋』の名前が付き、これが訛って『ガガイモ』になったという。それを証明しようと、今年は、頑張って観察をしてみた。八月七日にガガイモを見つけた。すでに蕾を付けていた。八月十五日に開花する。八月二十日に白花のガガイモを発見。九月十三日にガガイモの実を発見。実を発見した場所に目印をつけ、ウォーキングでその場所を通るたびに様子を窺っていた。そして、本日、ガガイモの実を収穫する。持ち帰ったガガイモの実を立てに割ってみた。すると、中に種がびっしりと入っていて、実の先端部分が、鏡のように光っていた。確かに、ガガイモが『鏡芋』と呼ばれている事が証明された。


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ヨメナ(嫁菜)とムコナ(婿菜)

丘陵の影からヒョッコリ君のように太陽が顔を出した。晴れ間の広がる日が多くなってくると、放射冷却のため朝の気温がぐっと冷え込みはじめた。それだけに陽射しを浴びる場所では、ほんのりとした暖かさが有難く感じる。歩いて行く道端で、野菊と呼ばれている白い嫁菜『ヨメナ』の花が、道を塞ぐほど繁茂して咲き乱れていた。嫁菜を掻き分けながら、林の中に入って行くと、嫁菜より草丈が長いのだが、嫁菜の花とよく似た花付けた草を見つけた。同じ仲間なのだろうが、その時は分からなかったが、後日、私が愛称を付けた『植物博士』に伺うと、白山菊『シラヤマギク』と分かった。また、面白い事に別名、嫁菜に対して婿菜『ムコナ』と呼ばれていると言う。他に、秋の野草には、女郎花『オミナエシ』に対して男郎花『オトコエシ』がある。誰がどんなところを見出して命名するのか、面白い事をしている。イヌノフグリや、掃溜め菊など、命名した日本の植物博士として有名な『牧野富太郎氏』がいるが、果たして彼が命名したのだろうか。


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落花生の収穫が始まり、ボッチが見られるようになった。

掘り出したばかりの落花生は、水分が多くて、煎って食べる事は出来ないので、収穫の後、畑で『地干し』し、ある程度乾いた時点で、落花生の野積み『通称ボッチと呼ばれる』の作業が始まる。そして現在、所々で、すでに作業が終えて出来たボッチが見られるようになった。農道を歩いて行くと、丘陵の崖下で、アマドコロが群青色の実を付けているのを見つけた。天野老『アマドコロ』の名前は、山芋の仲間であるオニドコロに似て根っ子が甘い所から名付けられたという。また、アマドコロに似ている植物にナルコユリがあり、花が咲いている時期は、見分けが付きにくい。私は、葉が丸いのがアマドコロ、そして笹の葉に似て尖っているのが、ナルコユリと見分けている。現在、総合公園の杉林の斜面の裾の辺りで、千振『センブリ』の花が咲いている。以前は、沢山見られたのだが、盗掘りする人が居るようで、年々その数を減らしていた。千振の名の由来は、天日乾燥した草が非常に苦く、千回煎じても(千回振り出しても)苦みが取れないと言う所から、その名が付いたという。また、草の仲間では珍しい、越年草(二年ごとに咲く)なのだ。


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東日本では少ないと言われている紅紫色のゲンノショウコ

ハガキを出そうと、いつも通る道を外れてポストのある道路へ出る階段を上って行くと、姫蔓蕎麦『ヒメツルソバ』が、びっしりと階段の縁を埋めていた。R296道路を歩いて行くと、畑の土手で現の証拠『ゲンノショウコ』の紅紫色の花を見つけた。東日本では白花が多く見られ、紅紫花は西日本に多いと言われているので、珍しいのかも、そして、名前の由来は、煎じて飲むとすぐに効果があらわれると言う所から、現の証拠と面白い名前が付けられている。総合公園に入り、マムシに注意と書かれた看板の立っている林の中に続く階段を下って行った土手に、沢蓋木『サワフタギ』が生えていて、現在、群青色の実を付けている。枝の所々に付いた沢蓋木の実を探しながら見上げていると、突然、頭上でジェージェーと橿鳥『カケス』の鳴き声がした。非常に警戒心の強い鳥で、枝にじっとしている事が少なく、枝から枝へと動き回るので、撮影することが難しい鳥であったが、向こうからやって来た事もあり、警戒心がゆるんでいたのか、上手く撮影出来た。帰り道、道路脇の木陰になっている場所で、筑波鳥兜『ツクバトリカブト』を見つけた。私が知人に鳥兜見つけたと言うと、植物に詳しいその知人は、その場所に行き、葉を見つけて、これは深く三裂している葉が特徴の、筑波鳥兜というものだと説明してくれた。さすが植物博士だ。


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秋色に染まりつつある景色を眺めながら

連日、青空の下で、新鮮な大気を呼吸し、ウォーキングをしながら、出会う動植物や秋景色に変わりつつある丘陵を飾る木々など眺めながら、秋を満喫させてくれた。道先案内をしてくれているように、歩く先々でアキアカネが足元から飛び立つ。道端では、蓼(タデ)がピンク色の可愛い花を咲かせていた。『蓼食う虫も好き好き』という諺がある。蓼は、草全体に辛味があり、食べるものがいなかったが、蓼虫(タデムシ)と言う虫だけが、この葉を好んで食べる所から生まれた諺のようだ。しかし、蓼の新芽を摘んで蓼酢(タデス)を作って食べる人もいるので、蓼虫だけでなく、人間も食べる人がいるので、その点では、同じ虫かも。ある家の庭先で、紫式部を見つけた。名前の由来は、初め、玉紫(タマムラサキ)と呼ばれていて、京都では、紫色の果実が重なり合う事から、紫重実(ムラサキシキミ)と呼び、この名が、平安時代の作家『紫式部』を連想させる所から、この植物を、紫式部と呼ぶようになったと言う。出掛け冷たかった大気も、大分暖かくなった。


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本当の秋らしい秋に出会えた朝に

本当の秋、これぞ秋という、気持ちの良い朝を迎えた。荘厳な日の出を迎え、雲一つ見当たらない真っ青な空を見上げた時、生きている喜びを感じた。満ち足りた新鮮な空気が、いつか濁ってしまう事があるとしたら、今のうちに美味い空気の味を覚えておこうと、いくつも深呼吸をした。ひょっとして、肺の中にコロナウイルスがいたとしたら、綺麗になった肺の中では生きていけないと言って、飛び出して行ったことだろう。高崎川に渡された橋の真ん中に立ち、流れ去って行く川の水面に目を落とすと、辺りの景色が隠れ、空の青さだけが映って、まるで空を飛んでいるように感じた。ワォー、童心に帰って大声で叫んだ。気持ちイィー。何度も、何度も、叫んで陶酔感に浸っていた。もし、近くに人がいて、この様子を見ていたらなどと、考えなくても良い、人が朝寝を決め込んで、微睡んでいる休日の早朝は、人出は遅く、河原で叫んでいるのは、幼い昔に帰っている我一人だからだ。今日は一日良い日が過ごせそうだ。


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実蔓(サネカズラ)の蕾から実になるまでの観察をしてみた。

昨年、実蔓『サネカズラ』、別名美男葛『ビナンカズラ』を見つけて、今年は、蕾『ツボミ』から、赤く色づくまでの移り変わりを観測しようと思っていた。そして、ウォーキングで実蔓の生えている場所を通るたびに覗き込んで様子を窺っていた。そして、七月十五日に蕾を見つけて、ちょっと嬉しくなった。果たしてどんな花が咲くのだろうと期待が膨らんだ。それから二週間弱程経った七月二十七日に、蕾は開花した。思っていたイメージと違って、まるで洋菓子の様な花だった。花に近づいて、香りを嗅いだが、匂いはしなかった。8月末、クリーム色の花被片が取れて、青いボンボンのような集合果が付いていた。集合果は、覗くたび少しずつ赤みを増して行った。そして、今朝、真っ赤に色づいていた。果たして、果実は、食べられるのかと思って、一粒摘まんで食べてみたが、なんの味もしなかった。この実を干して南五味子『ナンゴミシ』という咳止めの漢方薬を作るそうだ。


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ミルク色の霧に包まれた朝になった。

今朝は、肌寒さもなく、ボヤっとした温かささえ感じる日となった。一歩外へ出ると、あたり全体がミルク色の霧に包まれていた。道行く車もライトを点けて走っていた。通りから折れて、霧に包まれて、木立の足元しか見えない森の中に入ると、鳥の鳴き声一つ聞こえない森閑として、かえって不気味な感じがした。青葉に一枚ずつ色を染めて行くアーティストは誰。赤、黄、橙色に色づいた木の葉を、一枚ずつ千切って行く冷たい風を吹かせるのは誰。草むらでコンサートが開催され、音楽を奏でているミージシャンを呼んできたのは誰。落ち葉を踏みしめ、ひたひたと歩み寄ってくるのは誰の足音。それは、『秋』と呼ぶ季節だった。秋風にくすぐられて、体を左右にくねらせて遊ぶコスモスたちが、賑やかに笑って居た。茜に染まった雄大な空を、気持ち良さそうに飛翔するアキアカネ、飛び疲れると、コスモスのハンモックで一休み、ゆらりゆらりと揺れながら、大きな目を伏せてみる夢は、もっと高く飛べる飛行機になりたいと願う夢かも。孫を連れて、犬の散歩に出て来た老人、二人と一匹の影が、秋の陽を浴び、農道に影を長く引いていた。夜のとばりが下り始めると、辺りの景色がぼやけ、やがて闇に隠れてしまった。こんな秋景色が見られる季節のはずなのに、何処に隠れてしまったのか、秋は見つからなかった。


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ツボミから開花まで、長く待たされた、晒菜升麻が咲く。

ウォーキングで出会う、植物に関して、とても詳しい知識を持った知人のAさんがいる。私が、ブログで犬升麻を、辛菜升麻と紹介した誤りを指摘してくれ結果、晒菜を辛菜と書いてしまった私の誤りも見つけられた。先日も、ウォーキングの途中で出会い、まだ、咲いているだろうかと、晒菜升麻の咲く場所まで連れ立っていった。犬升麻は、終わりを告げ始めていたが、晒菜升麻は、ちょうど見頃を迎えていた。両者は、一見するとよく似ていて同じように見えるのだが、犬升麻の花の付き方は、茎から直接花が咲き、晒菜升麻は、茎から柄が出てその先に花を咲かせるので、花を観察すると見分けが付く。そのことを教えてくれたのも知人のAさんだった。近くで、鵯上戸『ヒヨドリジョウゴ』の赤く色づいた実を見つけた。葉がトマトの葉に似ているので、ミニトマトのようだが、液果には毒があり、人間は食することは出来ないが、鳥の鵯『ヒヨドリ』が好んで食べるので、鵯上戸の名が付いたようだ。つまり、鵯上戸の実を食べる鵯が上戸で、人間は下戸と言うのだろう。


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