自然豊かな場所で、昆虫たちは、元気に活躍していた。しかし、生息している昆虫たちも、その姿のまま残っているものや、すでに姿を消してしまっているものなど、生き物の世界でも、変化を起こしていた。彼岸花に抱き着いている、ツチイナゴを見つけた。しかし、本来≪いなご≫と呼んでいた、緑色のイナゴの姿は、すっかり姿を消し、見ることが無くなった。農薬による影響と言われているが、もう、4、50年前になるかな、稲刈りの時期、佃煮にして食べるほど、沢山のイナゴを見たのだが、寂しいものだ。クロアゲハ、ヒメアカタテハ蝶、そして、刀豆の花の上で動き回っていた、ナナホシテントウムシは、変わりなく、昔から見られたままの姿だった。黒地に黄の斑点と、派手な衣装で、ヒメエグリバの幼虫が、ススキの尺を取りながら現れた。
スポンサーサイト
トラックバック
http://1228coffee.blog.fc2.com/tb.php/1003-c78433fa
| ホーム |