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Author:人生まだまだ
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闇に棲む妖しきものは去り

青空から弾け出た太陽は、鋭い陽射しで、雲を吹き飛ばしながら、丘陵の坂を登って行く。その様子を眺めている、私の置かれている場所は丘陵の影になり、薄暗く、朝は、まだここまで届いていなかった。時々、木々の間から、漏れ始めた光は、まもなく訪れる夜明けを告げる、メッセンジャーなのだ。眩い光が、谷津田の底まで届くと、ぬばたまの闇に隠れていた妖しきものたちは去り、ひさかたの光に跳ねる精霊たちの登場である。目には見えない壁を隔てた、向うの世界で、規則正しいサイクルで、私たちの住む世界の、時間に合わせるように、歯車が回っていた。想像しただけでも、身の毛もよだつほど、緊張した興奮を覚えるものだ。鼻腔を刺すような痛さを感じる寒風に、我に返って、見上げた空は、快晴の一日を、きっちりと約束するものであった。途中、トベラの赤い実が、霜に当たり、しなびた姿を見せていた。


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