夜明け前、薄暗い中だったが、ウォーキングに出た。国道を下り、川に沿って歩いて行く。静寂の中、霜柱を踏むサクサクいう音と、流れのせせらぎの音だけが響く。向かってゆく丘の上から、黄色く滲んだ様な、太陽が現れた。川の水面が照らされて、くっきりと川筋が、浮かび上がった。ビィと、鳴き声が聞こえた方角を見ると、ツグミが現れた。明るくなるにつれて、青空がどんどん広がって行き、、さわやかな朝がやって来た。戻り道の途中、町の総合公園の中を通り抜けていくと、梅林が、花の盛りを迎えていて、白梅と紅梅が、競い合うように咲いていた。そして、うっすらと甘い香りが漂う中、数羽のメジロが、花の蜜を求めて、忙しなく飛び回っていた。ここ二日ばかり、暖かい日が続いている。、春の足音が聞えてくるのも、そうほど遠いことではなさそうだ。
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