いつもの時間に目覚めたが、外は曇っているのか、薄暗かった。窓を開けると、思っていたより、寒さは感じなかったが、やはりどんよりとした曇り空だった。テレビの天気予報で、午後から下り坂と報じているのを聞いてから、家を出た。15分ほどの所にある、総合公園の広場は、冬の間、芝生は、枯れてしまっていたが、今朝、見て驚いた事に、一夜にして、萌黄色に染まっていた。人っ子一人、見あたらない、広場は、私のために、緑のジュウタンを用意してくれているようで、足を踏み入れて行く気持は、最高の気分だった。今の季節、広場の周りを彩っているものは、赤い椿の花と、終わりを告げている梅の花、そして、椿の花は、花びらが散らず、咲いている花全体が、ポトリと落下する。昔の武士は、打ち首が落ちる様で、屋敷に椿の木を植えるのを嫌ったとか、また、駅の近くに植えられている、サンシュウの木の蕾が、開き始めた。
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