蓼食う虫も好き好き

広々とした景色を眺めると、気持ちが大きくなり、少々のストレスなんか、雲散霧消、幸せな気持ちにさせてくれる。その上、青空に白い雲が、ポカリ、ポカリと浮かんでいれば最高、雲たちが、いろいろな姿かたちに変化して、一幕のドラマを演じてくれる。そよ風に、ゆらり、ゆらりと、優雅に揺れるイヌビエ（犬稗）が、収穫の時期になっていた。しかし、野草のイヌビエは、食べられない。このイヌビエを改良して、現在の食べられる『稗』になったという。しかし、蓼食う虫も好き好き、コメツキムシが、しがみつく様にして、イヌビエを食べているのが見つかった。