涼しい朝を迎えた。ウォーキングに出ると、外は、絹糸を引くような優しい雨が降っていた。傘を持って出ものの、差しても、絡みつくような霧雨には、あまり効果がなかった。顔と言わず、肌が出ている部分は、しっとりと濡れた。雨の日には、ツユクサがよく似合った。花に絡みつく霧雨は、だんだん玉になり、やがて転がり落ちてゆく。繰り返される玉づくりは、雨が上がるまで、繰り返されていくのだろう。日頃、草の葉裏に姿を隠しているカタツムリが、のそり、のそりと這い出てきて、長いツノを伸ばして、先端の小さな目で、こちらを見つめた。カタツムリは、陸貝の仲間のうち、殻のないものを「ナメクジ」と呼び、殻を持つものを「カタツムリ」と呼んでいる。今朝は、四種類のカタツムリに出会った。
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