天高く、・・と言うほど、空気は澄み、青空が広がる、秋の空は、長く続いた、不純な天気を過ごして来た日々を、振り返って見る時、貴重な晴天の朝であった。稲の刈り入れの遅れた田は、黄金色をさらに増していたが、稲は、強風で倒れたり、田の土が乾かなくて、コンバインが沈んでしまうので、刈り入れが出来ないと、嘆きの声が聞かれた。その反対に、雨で勢いの付いた、アレチウリは四方八方にツルを伸ばし、川岸を埋め尽くしていた。そして、所々に花を付け、バッタや、蝶、虫たちを集め、盛んに受粉の手伝いをさせていた。野草の生命力の強さ、精力的な勢い、そして、したたかさ、なにか、今の世の中を生き抜くことの、お手本を示しているように思えた。
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