今朝は、バケツをひっくり返したような、土砂降りの雨の中のウォーキングになった。何か発見はないだろうかと、目を凝らして行くと、強風で折れて落ちた木の枝先に、殻を付けたオレンジ色の実を見つけた。コブシの実だ。コブシの花は、誰で知っているが、花が終わってしまうと、見向きされないので、秋の実はあまり知られていない。袋果(たいか)という袋の中に入っている実が、握りこぶしのように見えることからコブシの名が付いたと言われている。袋果が初秋には黄色くなり、やがて赤みを帯びてくる。そして熟すと、袋果が割れて赤い実が飛び出す。赤い果実を剥いて見ると、中に黒い種が入っていた。土砂降りの雨を避けて逃げ込んだ、林の中では、大型のアゲハの姿はなく、ヒカゲやジャノメ蝶、そして、蛾の姿など、地味なものばかりが飛んでいた。気温が大分下がってきたようで、肌寒くなった。台風並みの天気だ。
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