山の端から、陽が射し昇る、静寂な時、空気は澄み渡り、落ち葉を踏みしめる足音だけが、サクサクと響き、歩く後から静寂の中に消し去られてゆく。時々、丘陵の裾を撫でる様に、通り過ぎて行く風に、ススキの穂が、ゆらゆらと揺れ、おいで、おいでと、手招きをしていた。暑い時期に白い可愛い花を咲かせていた『ヨウシュヤマゴボウ』は、昨日まで、長い房に青い実をたくさんつけていたかと思っていたら、気が付くと、濃い紫色の実になり熟していた。キノコが顔を出す季節になり、いろいろ名も知らないものが多くみられるが、ほとんどが食べられない毒キノコだった。今朝、見つけたのは、『オニタケ』という毒キノコだった。明日は、どんなキノコに会えるのか。
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