嵐の前の静けさと言うのだろうか。今朝は、時々、国道を走る自動車の音が聞こえて来るだけで、鳥のさえずりも、虫の鳴き声も聞こえて来ない、静寂なウォーキングとなった。今にも雨が落ちてきそうな、曇り空を気にしながら川岸を歩いて行く。川は、動いていないと、錯覚する程、ゆっくりと流れていた。丘陵の頂に行儀よく並んだ、空を突く様にそびえ立つ、送電線の鉄塔は、低く流れている雲を、掴むような姿を見せていた。そろそろあちこちで、菊花展の知らせが聞こえてくる季節になった。その先駆けの様に、秋明菊が農家の庭で、楚々と咲いているのが見えた。
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