物音一つない荘厳な夜明け、全てのものが霧に洗われ、汚れなきものに変身し、新たな一日が始まろうとしている。そんな場面に立ち会うことが出来る幸せに浸れる時、自らの生命を頂いて、生かされている事を、しみじみと感じる。この世が誕生した黎明の時、この瞬間を見た人類の祖先たちは、どのように感じたのだろうか。おそらく、恐れおののき、地に伏せって、ひたすらに生命の安全を祈ったのではなかろうか。太陽に始まり、風、雨、暑さ、寒さ、夜の闇、日の出、日の入り、全て自然がなす全てのものが神であり、はかり知れないものとして崇め、感謝してきたのではなかろうか。
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