どんより曇った空から、いつ雨が落ちてきても不思議ではない天候の下、ウォーキングに出発した。夜明け前に雨が降ったのだろうか、色づいたモミジが、しっとりと露に濡れ、可哀そうに、その重たさに葉がうつむいていた。おや、見たことがない鳥が、じっとこちらを見つめる様子で、ブロック塀の上に止まっていた。いつもだと、カメラを取り出して、構えただけで、飛び去ってしまうのだが、動かずにいた。ファインダーを覗くと、キョロッとした、人懐っこい、可愛い目をしていた。帰宅してから、ネットで調べたら、『ルリビタキ』と言う鳥だった。雨に濡れた、マムシグサは、一段とつややかな赤い実を見せていた。まるで、赤いトウモロコシのようだった。
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