FC2ブログ

プロフィール

人生まだまだ

Author:人生まだまだ
FC2ブログへようこそ!


最新記事


最新コメント


最新トラックバック


月別アーカイブ


カテゴリ


池坊専好さんの記事を読んで

ウォーキング途中で、ちらほら咲き出した梅の花を見て、一昨日読んだ記事を思い出した。次期池坊家元となる華道家、池坊専好さんの載った記事だった。仏に花を捧げる仏前供花(くげ)と言う風習があり、花を生けることは、仏教から始まったという。そして、池坊は、仏前供花だけに終わらせないで、人と花との関わり、さらに花を介在させて、人と人とのつながりも考えて来たと言う。この記事を読んで感じたことがあった。動物も、植物も生命を持っている。自然の環境の中で生活し、自然の環境の中で育つ、生き物たちを捉えて、檻の中で飼い、愛玩する、燦燦と輝く太陽の陽を浴びて育つ、草花を採って、花瓶に差し、愛でる。本来これが、果たして、喜ばしい姿であろうか。かつて、晴れの舞台に飾られた花々や、床の間に飾られた、季節を象徴する一輪挿しの花に、風情を感じていたが、ウォーキングをしながら、自然に接する機会が多くなった現在、生まれ、成長し、死んでゆく、すべてのものが、人間と同じ運命をたどるものとしたら、人の手で作られた美は、果たして称賛されるものであろうか、疑問である。自然の中で生まれ、自然の中で死んで行く事が出来なくなった、環境破壊を造ってしまった人間に、そんな資格はない。しかし、人の心は、時計の振り子のように左右する。病気で伏せっている人の枕元に飾られた切り花、どんなにその人を慰めることだろう。何もない殺風景な部屋に、花瓶に生けられた花を飾ると、暖かさと、落ち着きが生まれる。また、池坊の祖、専応曰く、風が吹いて花が散り、葉が落ちることは、単に季節が移っただけではなく、命が移り変わっていくこと、すべてこの世は無常と悟ることも出来ると言っている。枯れた花にも、華がある、生きとし生けるものすべてに価値があり、意味があり、美があると説いていた。

IMG_4878_20180112101621a0d.jpg
スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿



管理者にだけ表示を許可する


トラックバック

http://1228coffee.blog.fc2.com/tb.php/1475-2526f711

 | ホーム |