今朝は、氷雨の降る、凍えそうな寒さの中のウォーキングになってしまった。時々、雨は、傘を叩く強い降りになったり、谷津田の奥から吹き下る風に、傘が御猪口状態になったりした。坂道は、上から流れ下って来る雨水が、靴から沁み込んで来て、靴下まで濡れてしまった。崖の上から空に向かって背伸びしている、葉を落として裸になった榎の木は、叩きつける冷たい雨に、震えているように見えた。丘陵の裾を、ウォーキングや、野原を散策する人たちが、踏みしめて出来た野道は、枯草が雨にしっとりと濡れていて、ズボンの裾を濡らした。しかし、このお湿りで、草々は、新芽を出す弾みになる事だろう。歩き始めた頃、雨で辺りは、薄暗かったが、一時間ほど歩いているうちに、だいぶ明るくなった。すっかり体が冷え切ってしまった。『熱いコーヒー』を思い浮かべながら、引き揚げることにした。
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