五月晴れの朝、気持ちの良いウォーキングになった。ここ二三日、田圃の淵で咲く、見慣れていたはずの『あやめ』が、明るい陽ざしを受けて、鮮やかな青紫の色を放って咲く姿に、改めて魅了され、足を止めた。同じものであっても、周りの条件によって、見方、感じ方がこんなにも違って見えるのだという事を、改めて学んだ。見慣れない虫が、石垣の上を這っていた。黒地に黄色の模様付きと、派手な姿をしていた。調べてみると、『ラミーカミキリ』と言う、カミキリムシの一種で、大きさは、2cmくらいだった。ラミーとは(ramie) 苧麻(ちょま)とも言い、日本で一般的に見かける麻の繊維で、この植物を好んで食べる所から、この名が付いたようだ。陽がだんだん昇るにつれて、陽射しが強くなり、暑く感じるはずなのに、湿度が低いためか、爽やかに感じる。日本海側では、大雨や、雪が降った所もあると言う、南北に細長い日本列島に、冬と、春と、初夏が、入り乱れた季節があった。
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