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冬来たり、寄り添い消えゆくイトトンボ

放射冷却で、ぐっと冷え込んだ朝、遥か向こうに見える丘陵の上から、朝陽が顔を出した。地上を走って届く陽射しは、目を開けられないほど眩しく輝いていた。枯れたススキの穂に宿った露が、白く光り、綺麗な白髪のように見えた。おや、もうすでに姿を消してしまったかと思っていた、イトトンボを見つけて驚いた。それも二匹、枯草にしがみついて止まっていた。飛び去ってしまわないように、足音を忍ばせて、一歩ずつ近づいて行った。そして、スマホをかざして、カメラに合わせ、さらに近づいても、ピクリとも動かなかった。不思議に思い、さらに接近して分かった。夜間のうちに、翅に朝露が宿り、濡れて飛ぶことが出来ずにいたのだ。さらに冷え込んで、翅が凍ってしまったらどうなっただろうなどと考えてしまい、おっと、写真を撮ることを忘れていた。急いで、シャッターを切った。撮った写真を見て、驚いた。オスとメスのつがいだった。胴が細いのがオス、そして、胴が太く、尾の産卵管が膨らんでいるのがメスだ。濡れた翅が乾くまで、寒さに耐えている昆虫の夫婦がいじらしかった。

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