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Author:人生まだまだ
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二頭のカバの会話が聞こえてきそうな晩秋

風の当たらない木陰に、まだ散らずに残っていた、子どもが、手のひらを上にかざしたように見えたモミジは、訪ねて来る人を待っていたように感じた。私に見つけてもらい、数日の儚い命も、満足して散り行く事だろう。その近くの藪の中で、侘助椿の花を見つけた。まだ、ほとんどが蕾で、たった一輪咲いていた。昔から椿は、茶花としてよく知られているが、椿の花と言えば、必ずと言っていいほど、『侘助』の名前があげられる。外国では、大きな花を好む人が多いそうだが、日本においては、表舞台に立たず、藪の中で、ひっそりと咲く一重の小花(椿)に、可憐な美しさと、優しさを見出したのかもしれない。そして、『わび、さび』を重んじる茶道では、奥ゆかしく、人目につかずひっそりと咲く侘助に、心惹かれ、『茶花』として愛されたのだろう。総合公園までやって来た。公園の一角に、滑り台と、二頭のカバのホッピングが設置されていた。休日には、親子連れがやって来て、子供が、カバの背に乗って、キャー、キャー気勢を上げながら、楽しんでいる様子を良く見かけた。今朝は、静寂の世界の中で、晩秋の去り行く季節を、名残惜しそうに染まるケヤキ林を背景に、耳をすませば、白と茶の二頭のカバが、会話する話声が聞こえてくるような雰囲気を感じた。昔は、転ぼうが、物にぶつかろうが、子どもの好きなように遊ばせていたように思ったが、今の親たちは、すべて、危ない、危ないと、過保護すぎるのではないか。擦り傷の一つくらい作って、痛みを経験させることの大切さを忘れてしまっているのだろう。精神的に、ひ弱な子供にならない事を祈ろう。二頭のカバたちの会話だった。

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