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Author:人生まだまだ
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夜から朝へ続くトンネルを抜けて

丘陵の陰にスッポリ嵌った、谷津田の淵を歩いて行く。まだ谷の中は薄暗く、上空に見える青空から届く僅かな明かりを頼りに、田圃に足がはまらないように、一歩ずつしっかり地を踏む足取りで歩いて行く。チッ、チッと鳴く声がする。姿は確認できないが、『アオジ』だ。進む足取りの先へ先へと鳴き声が移って行く。まるで道案内をしてくれているように感じた。丘陵の稜線から陽射しが漏れた。谷津田を抜け出す頃には、太陽が顔を出すだろう。案の定、谷津田を抜け出ると、目の前に広々とした田んぼが広がり、遠く焼却場の二本の煙突が見える上空に、明るく眩しい太陽が姿を現していた。一点の曇りのない大空が、朝焼けに染まり、大きな朝がやって来た。お日様に手を合わせ、一日の平穏を祈った。寒さのため、鼻水が垂れそうになり、子供の頃に良くやった、袖で拭った。これでは、ご利益は半減してしまいそうだ。苦笑しながら、さらに、体のバランスを取りながら、太陽の放つ陽射しの輪の中に向かって歩き出した。

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