昨日の午後、少し晴れ間が覗き、嬉しくなって、朝に続いてウォーキングに出かけてしまったのだが、今朝は、もう曇り空になってしまった。厚い雲におおわれた梅雨の頃の天気を『梅雨闇』と呼んでいる。天気予報でも、例年に比べ日照時間が非常に少ないと言っていた。この先も晴れる日は、余り望めそうにもない。誰一人、姿の見えない芝生広場は、森閑として、寂しい感じがした。梅雨闇の空は、厚い雲が低く垂れ込め、とても、昨日の日射しは望めそうもなかった。濃淡の緑一色の世界は、陽射し一つで、『爽やか』、『目に優しく』『新鮮な』などと、プラス思考の感情を引き出してくれるのだが、曇り空の下では、『憂鬱』、『寂しい』『濁った』などと、マイナス思考に陥ってしまう。せめて、気持ちをやわらげ、温めてくれたのは、白、紫、赤の槿『ムクゲ』の花と、黄色い『カンナ』の花だった。
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