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人生まだまだ

Author:人生まだまだ
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平穏を装うその裏に、隠された明暗の事実があった。

曇り空を睨み、ウォーキングから帰るまで降らないと、自分に言い聞かせたものの、案に反して、にわかの雨に、急ぎ足で、東屋へ逃げ込んだ。東屋のベンチに腰を下ろして、空が泣いている涙のような、シトシトと落ちて来る雨を、暫く眺めていた。目の前の緑に染まった景色は、数十年前から変化の無いように見えるのだが、実は、構成している植物が、国内自生の弱い種が外来種に席巻され、帰化植物となってその姿を見せている事は想像できた。植物がその構成を変えながらも、その姿を保っていた。その時、ふと、『ハンセン病家族訴訟、控訴せず』の記事が、新聞のトップ面を飾っていたのを思い出した。何故、今そんな事をと、思い返しても動機はたわいない事、確か、推理作家、松本清張の作品『砂の器』は、背景に『ハンセン病』があったかと思う。ハンセン病に罹った父親と一緒に、村を追われた子供が、苦労した挙句、自分の過去を知られることを恐れ、他人に成りすます罪を犯しながら葛藤して、有名な音楽家となる。まるで、苦労した子が、努力しながら出世していくように見えていたが、ある殺人事件を執拗に追っていた刑事が、その出世の頂点立った音楽家の過去を暴き、どんでん返しで、音楽家は奈落の底に落ちて行く。といった推理小説であったかと思う。現在、目にしている景色の裏には、人間が観賞用として持ち込んだ帰化植物や、荷物や動物たちによって持ち込まれた外来種などが、自生植物を席巻した暴き切れない事実が隠されているという事を考える。

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