珍しく温かい朝を迎えた。出掛けには、曇っていた空だったが、一時間ばかり歩いているうちに、雲の一部が崩れ始めたかと見るや、どんどん青空が広がって行った。公園のイチョウは、梢の方から葉が散って、今は下の部分が残っているだけとなってしまった。今の季節は、山茶花『サザンカ』が、季節を彩っているのだが、藪椿(ヤブツバキ)が一輪咲いていた。良く、椿と山茶花の、見分け方が出来ないと言う事を聞く。山茶花は、秋から冬にかけて咲き、椿は、初春に咲くのが一般的な見分け方で、また、散った花びらを見ても分かる。山茶花は、花びらがバラバラになって、椿は、花そのもの全体が落ちている。昔、武士の家には、椿は植えなかった。何故ならば、打ち首に合って、ボタリと首が落ちる姿に似ているから嫌ったと言う。また、葉脈でも見分けが付く。椿は、中心の葉脈がクリアなのに比べ、山茶花は、中心の葉脈が黒っぽいので見分け易い。
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