春の天気は、気まぐれ。今日晴れていたかと思っていると、翌朝、目覚めると雨が降っていたり、強風が吹き荒れていたり、また、寒暖の差が激しく、朝のウォーキングでは、ダウンジャケットや、毛糸の帽子、手袋が、まだ手放せなかった。今朝は、霧雨が降る、南風の吹く、比較的暖かい日になった。曇天下の景色は、何処を見てもくすんだ色の世界ばかりが広がり、カメラのファインダーを覗いても、ワクワクするような被写体が見つからなかった。神社の森まで、長く真っすぐに延びた道が雨に濡れ、表面が、鈍い光を放っていた。丘陵に沿った道を歩いて行くと、田圃の中で餌を啄んでいたツグミ(鳥)が、飛び出したり、カラスが、気だるそうな羽ばたきをしながら、上空を飛び去って行った。何か吹っ切れないメランコリーな気持ちを、断ち切ってくれたのは、可憐にも、雨に打たれて咲く、紅梅とホトケノザの花だった。
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