わが町でも桜の開花宣言だ。ここ2,3日の暖かさで、染井吉野(ソメイヨシノ)が開花した。しかし、桜の種類は、沢山あるにもかかわらず、何故、桜の開花宣言に、染井吉野が使われるのか、疑問だった。其処で調べてみた。その答えは、染井吉野は、大島桜と江戸彼岸桜の間に生まれたクローンであり同一の条件下では、一斉に開花する。また、染井吉野は、全国に広く分布し、日本全体の桜の七割を占めているそうだ。そのような理由から、開花宣言に使われる桜は、染井吉野なのだ。そして、気象庁が桜の開花宣言をする基準は、花が5,6輪咲いた状態の時に宣言をするそうだ。もうひとつ染井吉野の名前の由来も分かった。始め、桜の名所として有名な吉野山に因んで、『吉野桜』と名付けられたが、1900年、上野公園の桜の調査で、吉野山の山桜と違っていたので、二つが混同しないように、江戸時代末期に江戸染井村の植木屋から売り出されたという事で、その染井村の名前を取って『染井吉野』と言う名になったそうだ。そして、其の寿命は、60年程と言われている。
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