一昨日から真夏のような暑さ続きの朝になった。少し歩いただけでも、汗が流れた。晴れた日は、動物たちも気分が良いのだろう、活発に動き回っていた。早速目に付いたのは、茶羽セセリ『チャバネセセリ』だ。飛翔が素早くて、花から花へと飛び回っている。ちょうど野アザミの蕾に止まった瞬間の写真が撮れた。水蝋と書いて(イボタ)と読む木がある。その木の枝の先端に沢山の小さな白い花を付けていた。面白い名前の木なので、調べてみると、木に寄生する『イボタロウムシ』の分泌する『イボタ蝋』が取れ、ロウソクの原料や日本刀の手入れなどに使用されるそうだ。ニンニクの語源は、困難を耐え忍ぶという仏教用語の『忍辱』から来ていると言われているが、其のにんにくの仲間に野蒜(ノビル)がある。野蒜は、野に生える蒜(ヒル)と呼ばれている。蒜とは、ネギやニンニクなどの野菜の古称である。可愛い花をつけた野蒜だが、一本だけ道端に生えていたのを見つけた。また、最近まで緑色のチマチマした実を付けていた接骨木『ニワトコ』の実が、真っ赤に染まっていた。
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