今朝、草葉の上に乗った、変なものを見つけた。初めそれは、動物の白い抜け毛かなと思っていたが、傍に寄ってみると、毛ではなく『カビ』のようにも見えた。ギョ、見ていると動いた。葉の上を這い出した。これは、昔聞いたことがあった、宇宙からやって来た『ケサランパサラン』と言う毛玉の様な生き物がいるというそれかと思った。『ケサランパサラン』とは、江戸時代の頃から民間伝承上の謎の生物とされる物体で、タンポポの綿毛や、ウサギの尻尾の様なフワフワした白い毛玉のようなものらしい。葉の上を這っていたが、こんどは、草の折れた茎を這い上がって行く。丁度、茎のテッペンに、アマガエルがいて、上ってくる白い物体を、不思議そうに見ている様子だった。おや、白い物体が横向きの姿になった時、白い物体の下から、数本の小さな白い足が見えた。何かの虫だと悟ったが、始めて見る生物だった。その虫は、さらにカエルに近づいた瞬間、カエルにパクッと、吞み込まれてしまった。何枚か写真を撮ってあったので、ネットで調べてみると、謎の物体は、どうやら、『アオバハゴロモ』と言う昆虫の幼虫だった。成虫は、全身が淡緑色で、驚いたりすると、跳躍したり、飛んだりする。不思議な生き物がいたものだ。
スポンサーサイト
トラックバック
http://1228coffee.blog.fc2.com/tb.php/2414-abf85bff
| ホーム |