ある家の庭に咲く杜鵑草『ホトトギス』を見せて頂いた。そして、いろいろな花柄の杜鵑草があって驚いた。山野草の杜鵑草とは違って、本来の杜鵑草と白い色の杜鵑草との間の同種交配によって生まれた雑種のようだった。人間で言うと『混血』と言うのか、人間以外は『雑種』と呼ぶ。もっと詳しく言うと、雑種には、同じ種の間で交配し、生まれたものは種内雑種と言い、異なる種の間で交配し、生まれたものを種間雑種と言う。人間において『混血』と言うと、人種または、民族の異なる父母の間に子供が生まれる事を言っている。しかし、混血は、『血と血が混ざり合うこと』、と言っているが、実際に混ざり合うのは遺伝子である。日本人と外国人の親から生まれた個人をハーフと呼び、差別語になっている『あいのこ』などと呼んでいた時代があった。また、もとの人間と同一の遺伝子で創造された別の人間を、クローン人間と呼ぶが、ここまで生化学が進んでしまうと、恐ろしい時代になり、倫理的な問題が起こるだろう。
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