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人生まだまだ

Author:人生まだまだ
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ミルク色の霧に包まれた朝になった。

今朝は、肌寒さもなく、ボヤっとした温かささえ感じる日となった。一歩外へ出ると、あたり全体がミルク色の霧に包まれていた。道行く車もライトを点けて走っていた。通りから折れて、霧に包まれて、木立の足元しか見えない森の中に入ると、鳥の鳴き声一つ聞こえない森閑として、かえって不気味な感じがした。青葉に一枚ずつ色を染めて行くアーティストは誰。赤、黄、橙色に色づいた木の葉を、一枚ずつ千切って行く冷たい風を吹かせるのは誰。草むらでコンサートが開催され、音楽を奏でているミージシャンを呼んできたのは誰。落ち葉を踏みしめ、ひたひたと歩み寄ってくるのは誰の足音。それは、『秋』と呼ぶ季節だった。秋風にくすぐられて、体を左右にくねらせて遊ぶコスモスたちが、賑やかに笑って居た。茜に染まった雄大な空を、気持ち良さそうに飛翔するアキアカネ、飛び疲れると、コスモスのハンモックで一休み、ゆらりゆらりと揺れながら、大きな目を伏せてみる夢は、もっと高く飛べる飛行機になりたいと願う夢かも。孫を連れて、犬の散歩に出て来た老人、二人と一匹の影が、秋の陽を浴び、農道に影を長く引いていた。夜のとばりが下り始めると、辺りの景色がぼやけ、やがて闇に隠れてしまった。こんな秋景色が見られる季節のはずなのに、何処に隠れてしまったのか、秋は見つからなかった。


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