ぐっと冷え込んだ今朝は、氷点下2度を示していた。体感温度では、もっと寒いように感じた。墨入り口の交差点から道なりに坂道を下って来た。途中すれ違う車から受ける風は、冷たく肌を刺すようだった。坂を下りきって、高崎川の橋の上に立ち、上流に伸びている霜が降りた川岸を眺めると、真っ白な廊下のように、そして川面は明るく反射して鏡のように見えた。田んぼに水が張られたところがあり、全体が結氷していた。まるでスケートリンクのようだった。子供の頃は、アイススケート靴など、気が利いたものが無かったので、下駄の歯にブリキを切ったものを貼って、滑って遊んだものだった。懐かしい思い出である。真青に澄んだ空の色を氷の表面に映し、地上にも空が広がっているように見えた。やがて、陽射しが田んぼの一部を照らし始めると、氷の表面が反射して、眩しくて、目を開けていられなかった。
スポンサーサイト
トラックバック
http://1228coffee.blog.fc2.com/tb.php/2576-7675d042
| ホーム |