丘陵の谷をJR成田線が走っている。そして、その途中佐倉駅と酒々井駅の間にトンネルがあり、そのトンネルの佐倉側に、秘境踏切がある。ここまでは、R296から逸れて、急坂の道を下り、さらに奥へ進み、背丈をはるかに超えた篠竹に覆われた人気のない狭い細道を徒歩で行くと、秘境踏切のトコロジロ『所城踏切』へ出る。この踏切名は、かつて佐倉藩が江戸時代に所有していた木材を切り出すための山林、オハヤシ『御林』の名称であるトコロジ『所城』が由来とされている。周囲は山に囲まれていて、当時山林が広がっていた様子が伺われた。昔は生活道路であったのだろうが、現在は、こんもりと林に囲まれて、暗く寂しく、滅多に人の通行も無いように感じた。しかし、鉄ちゃんにとっては、列車の写真を撮るには、最高の場所なのだ。早朝、カメラを構えていると、列車の運転手に怪しまれ、なんとなく列車の速度が落とされている感じがした。ちょうど通勤時間帯だったので30分位の時間で、成田エクスプレス、総武線快速、各駅停車の列車の写真が撮れた。人気のない場所に怪しい人がいたなどと、運転手から駅に連絡されたかと思い、ドキドキした。写真撮影は、1/14
スポンサーサイト
トラックバック
http://1228coffee.blog.fc2.com/tb.php/2587-25633b72
| ホーム |