総合公園のサクラ『染井吉野』が満開になり、先週の週末、花見に訪れた人は、普段公園でジョギングや、テニスなどを楽しんでいる人を含め、より多くの人が見られたが、今朝は、ひっそりとして、芝生の上、歩道などに風で散った花びらが、所狭しと埋め尽くしていた。『花の命は短くて・・』と、詠われている一節を感じさせる光景だった。また、『散る桜、残るサクラも散る桜』、必ず訪れる散り時は、避けることは出来ないと言う、生まれたものは、死を免れる事は出来ないものの哀れを、否が応でも感じさせられる思いだった。それでもなお、公園の一部では、枝垂れ桜とオオシマザクラが、意地悪な風から逃れて、しっかりと花を付け華やかな景色を見せてくれた場所があった。この光景も、時間の問題で、裸にされてしまうのであろうが、この時を、許される時間の中を、思う存分春を謳歌して咲き誇れと、心の中で祈った。
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