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Author:人生まだまだ
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似たものどうし

似た者同士と言う言葉があるが、植物にも一見するだけでは、見分けが付かないものが多数ある。現在見つけられるものを紹介しよう。まずは、トキリマメとタンキリマメだ。どちらも蔓『つる』性で、袋の中から2つの黒い種が出て、袋の外枠にぶら下がる。そして、種を食べるとどちらも痰を切る作用と利尿作用がある。よく似ているが、葉の違いから見分けられる。トキリマメは、葉の付け根に近い所が、一番幅が広くなっていて先端が尖り、タンキリマメの方は、先端寄りの方が一番幅広になり、丸みのある葉になっている。次に、ミゾソバとママコノシリヌグイである。同じ時期に花が咲き、花の形も似ていて、下向きに付く刺も同じだが、ママコノシリヌグイの方が鋭く刺さると痛い。血のつながらない母親が、継子の尻をこの棘の茎でぬぐうなどと、想像するだけで可哀そうな名前の由来だ。ママコノシリヌグイの可憐な花を見る限り、この名前はむごく感じる。見分けやすいのは、やはり葉の形からである。ママコノシリヌグイは三角形で、ミゾソバは、牛の顔の形に似ているところから、別名ウシの額などとも呼ばれている。他にひどい名前の付けられた植物もあった。ヘクソカズラ『屁糞葛』や、ハキダメギク『掃溜菊』クソニンジン『糞人参』、誰が名付けたのか、酷い名前だ。

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