光とともに飛び出した朝日

ピカッと、光とともに飛び出した朝日、うわっ、眩しい。丘陵の上に設置された、送電線の立ち並ぶ間から、神々しい顔を出した。昨日に引き続き、快晴の朝を迎え、晴れ晴れした気持で、光に向かって、一歩づつ、足取りも軽く、ウォーキング。竹藪の真ん中を通っている、枯葉の積もった細道を、乾いた音を立てながら、下って行くと、杉林の一角の、開けた場所に出た。その場所から、また送電線が見えた。太陽は、先ほどから比べると、さらに空高く昇り、あたりはすっかり陽が射して、明るく、爽やかな朝が、走り始めていた。