襟元に、冷たく感じる、風の中にも、何か、新鮮な息吹を感じる。まして、徐々に変わりつつある、季節感を、私以上に感じているのは、枝先に芽吹く柔らかな葉や、温もって来た、土の中で目覚め、顔を覗かせて来た、草々だろう。芝草の中に、ニョキ、ニョキと背伸びして来た、土筆たちは、陽射しを期待して来たのに、今朝の寒さと、曇り空、ちょっと、可哀想な思いがするが、昔から、春と言えば、タンポポ、土筆がまず、口をついて、出てくるほど、持てはやされる植物だけに、土筆を見つけてホッとした。そして、林の中の湿った土手には、鬼ゼンマイが、大きな頭を見せていた。一日で、3センチほども、身長が伸びる元気者だ。
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