カーテン越しの明るい陽射しで、目が覚めた。昨日に引き続き、早朝から晴天に恵まれ、気持が浮き立った。さっそく支度を整えて、家を出た。居住する団地の脇を通る国道を下り、途中から田圃に続く道を選び、さらに下って行き、パット開けた場所に、出て来た時だった。眩しい陽射しに顔を上げると、真っ青な空に、金色に輝いた鳳凰が、向かいの丘陵の頂から、飛び上がった。あまりの神々しさに、思わず手を合わせた。こんな仕草をするなんて、年より臭いというかな。向かいの丘陵まで続く一本道、まるで神聖なものが棲む聖地につながっている様だった。田を渡ってくる風は弱く、陽が昇るにつれて、気温がどんどん上がって行く感じがした。今日は、暑くなりそうだ。
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