外へ出ると、昨夜降っていた雨は、すでに上がっていた。公園の中を歩いていると、雨のしずくが、ポタリ、ポタリと帽子を叩いた。ふと見上げると、枝もたわわに付いた、ヤマモモの実が、赤く熟れていた。そして、木の周りに落ちて、傷んだ実からは、甘い匂いが、香り立っていた。今朝は、雨垂れの森や林を避けて、人家の中の道を歩いている。ある家の庭に、沙羅の木(夏椿)を見つけた。涼しげな、白い花を付けていた。また、もう一軒の家では、モクモクと煙り立つように咲いている、スモークツリーと呼ばれる木を見つけた。白い色の花は、見たことがあったが、赤花は、初めて見た。いつも、自然の中を歩き、新たな発見を求めて、歩いているのだが、町の中でも、面白い発見があるものだと思った。
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