空全体が曇り、湿度が高く、少し蒸している、梅雨特有の鬱陶しい、朝を迎えた。何時、雨が落ちて来ても不思議ではない、空模様だった。どこからともなく、風に乗って、甘い香りが流れてきた。何の花の香りなのだろうかと、見渡したのだが、それらしい花は見つからなかった。ただ、畑の隅に植えられている、桃の実が色づき始めていたので、桃の香りかも知れなかった。おや、ドクダミの花が咲く中に、星をたくさん散りばめた、天の川のような花があった。オカトラノオの花だ。ちょうど今の時期、白い星型の花を付ける。花の形が、虎の尾っぽに似ている所から、虎の尾(トラノオ)と
呼ばれるようになったと言う。
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