昨夜の雨は、朝には上がっていたが、はっきりしない空模様の中、家を出た。ウォーキングコースの、途中にある公園に、大きく枝を張った、椎の古木がある。人々は、日差しの強い時は、日陰を求めて、雨の日は、雨宿りとして、一時の、しのぎ場所として、利用していた。今朝は、私を含め、男が三人、女が二人の、5人のウォーキングをする人達が、その椎の古木の下を、通り過ぎて行った。古木は、沢山の人々を、上から優しく見下ろして、何か、親しみを込めて、語りかけて来るような、雰囲気を持っていた。そこの場所から、杉林が続く、坂道を下って行くと、足音に驚いて、ハグロトンボが、湧くように飛び上がり、乱舞した。森閑とした林の中では、ブーン、ブーンとコゲラが、虫を誘い出すため、嘴で、木を叩く音が、響き渡っていた。
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